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ゲノム編集学習会
東京都
開催日
2016年9月17日(土)
募集期間
2016年6月20日(月)~2016年9月17日(土)
投稿団体
『日時』
2016年9月17日(土)開場:13:00
開始:13:30 終了16:00
『場所』
地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)
(東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学ビル1F)
『参加費』500円(資料代)
『申し込み方法』メール、FAX、電話にて申込み
『セミナーの詳細説明』
テーマ:、「ゲノム編集技術」って何だ?
講師:天笠啓祐さん (パワーポイントで説明)
今、人間は遺伝子組み換え技術、ゲノム編集技術や人工知能を開発し、テクノロジーの力を
借りて生命操作を進めようとしています。研究者・技術者・行政・市民を交えた丁寧な時間
を掛けた論議を重ねていくことをしないで。
しかし人間が作り出した技術はいつまで人類の手の中にいるの
でしょうか?
一人歩きした技術の逆襲はないのでしょうか?
ゲノムとは、遺伝情報全体のことで、生物の設計図だそうです。
この設計図を自在に書きかえることを可能にする新しい遺伝子組み換え技術である
ゲノム編集が登場しています。
研究者の中には、(米国政府のように)従来の作物育種と変わらないとして、遺伝子組み換え
の規制対象外となると見込まれ、さらに、外来遺伝子を導入しないでも作物改変ができるので、
消費者の懸念を呼ばないだろうと判断している人もいるようですが、どうなのでしょう?
いくつかの市民団体(特に欧州)は、このような外来遺伝子のない作物も遺伝子改変
なのだから全て規制対象にし、追跡や表示義務化せよと要求しています。
2015年4月、中国はゲノム編集技術を使って、ヒトの受精卵で遺伝子改変を試みた実験結果
を発表しました。これは世界に大きな波紋を呼び、受精卵の遺伝子改変は、
デザインベイビーも可能で、将来世代へ大きな影響を与えることになりそうです。
人類は一線をこえることになりはしないか。受精卵ゲノム編集が倫理の面でどのような
意味をもつかをも考えます。
遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンの代表・天笠啓祐さんを講師に、
ちょっと難しそうだが、とても重要で見過ごすわけにはいかないゲノム編集について考えましょう。