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持続可能な開発目標(SDGs)の実施に向けた科学と政策の協働

東京都

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2015年10月24日(土)、国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)は、公開シンポジウム「持続可能な開発目標(SDGs)の実施に向けた科学と政策の協働」を開催いたします。

今年9月に国連加盟国により採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」は、今後15年間にわたり、持続可能な開発に向けたグローバルな取り組みにおける指標となります。また、2030アジェンダに含まれる17の持続可能な開発目標(SDGs)を各国の政策において、いかに効果的に進めていくかが今後数年間における最大の課題となるでしょう。

グローバル・地域・​​​​国家・地方のレベルにおいて科学と政策の協働を確実かつ効果的に構築することは、SDGsを達成する上で極めて重要な要素の1つです。また、科学と政策の繋がりは、SDGsの進捗状況を監視する上で重要な役割を果たすのみならず、SDGsに関する定期的な評価を行い、新たな課題を特定するための早期警報システムとしても不可欠です。

本シンポジウムでは、国連システム内外での経験を含む、科学と政策を繋げるこれまでのさまざまなアプローチについて、国内外の研究者による議論を行います。特に科学と政策の協働を構築する上で現れる差や、さまざまな実施レベルにおける科学的能力開発の必要性に焦点を合わせます。さらにフューチャー・アースや持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)などを含む、国内および国際的な科学機関が政策立案者、市民社会団体、その他のステークホルダーとの連携をいかにして深め、持続可能な開発を実現していくことが出来るかについて、議論を深めていきます。

本イベントは、日本語と英語の同時通訳があります。