福祉の道を歩んできた講師は、もともと水俣病に深い関心を持っていましたが、2000年に熊本県知事に選出され、心ならずも患者と対立する立場でこの問題に取り組まなければならなくなりました。

2004年の最高裁判決で県の責任が確定した後も、住民一斉検診を実現できなかった一方、県下の水俣病学習を進めるとともに、10年もの間一人で闘ってきた緒方正実さんの認定申請を認めました。

渦中にあった日々を振り返り、国と患者の間で何ができたのか、語ります。

【日時】12月17日（火）19：00～21：00　*18:30開場
【会場】常圓寺 祖師堂講堂（地下1階）　東京都新宿区西新宿7-12
【参加費】1000円　
【申込み】事前の申込みは不要です。当日会場に直接お越しください。
【問合せ】認定NPO法人　水俣フォーラム　TEL:03-3208-3051 FAX:03-3208-3052

◎水俣フォーラムでは、1人の講師にじっくりお話しいただき、「水俣」をさまざまな角度から考えるセミナーを定期的に開催しています。私たち自身の生活や社会を問い直すヒントにあふれる、あまり堅苦しくない集まりです。どうぞお気軽にご参加ください。