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アクションツアー喜多方! エネルギーと食べ物、自産自消の鍵は地域にある!! 雪国サバイバル古民家ライフ&バイオマス生活丸ごと体験!
福島県
開催日
2013年2月16日(土)~2013年2月17日(日)
募集期間
2012年12月28日(金)~2013年2月8日(金)
投稿団体
URL
http://www.parc-jp.org/freeschool/2012/kouza/actiontour13216.html
アクションツアー喜多方!
エネルギーと食べ物、自産自消の鍵は地域にある!!
雪国サバイバル古民家ライフ&バイオマス生活丸ごと体験!
福島県喜多方市山都町を1年を通して
継続的に訪問するアクションツアーの最終回です。
今回は「エネルギーと食糧の自産自消」をキーワードに、
地域に根差した雪国バイオマス生活について、
実践と講義を通じて学びます。
なかなか体験することのできない雪国でのサバイバル古民家ライフもまるごと体験!
雪かきやかんじきを履いてのスノーウォーキングも
冬の訪問ならではのお楽しみです。
自然に根差し、力を合わせ地域の資源を守り、農とともに生きる
豊かな山村の暮らしを全身で感じ、
新しい生き方のヒントを見つけにいきましょう!
■詳細HP
http://www.parc-jp.org/freeschool/2012/kouza/actiontour13216.html
■日程:2013年2月16日(土)~2月17日(日)1泊2日
■案内人:浅見彰宏さん(ひぐらし農園)
中川さえ子さん
長谷川浩さん
■2013年2月16日(土)
13:40 JR磐越西線山都駅改札 (現地集合、解散です)
■参加費:19,000円(宿泊費、夕朝昼食費、保険代、現地での移動費込)
定員:6名
■ツアープログラム
★2月16日(土)
13:40 JR磐越西線山都駅集合
山都町朝倉へ移動。
手作りコンポストトイレや堆肥場など
雪国ながらの工夫やアイディアが沢山つまった
案内人:中川さえ子さんの古民家を訪問、滞在させていただきます。
山都での生活や、環境に負荷を与えない持続可能な暮らし方に
ついてなど、中川さんにお話をお伺いします。
チャレンジ雪かき体験、かんじきを履いての朝倉集落散策などもお楽しみ!
夜は美味しい地元の食材を使った夕食をみんなで作りましょう!
中川さんのお宅に宿泊
★2月17日(日)
朝食。山都町早稲谷にあるバイオマス古民家
(案内人:長谷川浩さん宅)へ移動。
馬の世話やり体験や、馬糞の利用法について、
薪ボイラー利用法など、暮らしと地域に根差した
持続可能なエネルギーと食糧の自産自消について、
実践と講義を通じて学びます。
午後、山都駅近くの茶房千に移動。
お昼をいただきながら、2日間のシェアリング。
15:20 磐越西線山都駅にて解散
※当日の天候、先方のご都合により、スケジュールが
変更することもありますことを ご了承ください。
【案内人プロフィール】
●浅見彰宏さん:千葉県出身、サラリーマン生活をへたのち、
埼玉県小川町の霜里農場で研修され、喜多方山都で有機農業をベースに
ひぐらし農園を始める。
江戸時代から続く水路保全活動、仲間と
つくるファーマーズマーケットなど地域作りにも長年取り組んできた。
著書「僕が百姓になったわけ」コモンズ
●長谷川浩さん:1960年、岐阜県出身。
2012年喜多方山都町に移り住み、築150年の
古民家をバイオマス仕様に改築、食料とエネルギーの自産自消に取り組み中。
福島大学うつくしまふくしま未来支援センター連携研究員、NPO法人福島県有機農業ネットワーク理事、NPO法人CRMS市民放射能測定所福島副理事長、日本有機農業学会副会長。
●中川さえ子さん:10年前、44歳の時に山都町に移住、
田畑を無農薬で始める。小屋ハウスを建ててエネルギーも自給し、
似たような人達が集まって長屋のようなコミュニティーを作るのが夢。
貧乏暇なしの毎日、それでも、やりたいこと満載で楽しい生活を実践中。
■ツアー参加についての注意点、持ち物など
服装について
・訪問先は豪雪地帯です。訪問先のお家までは除雪車が入れませんので、
積雪の中を歩くこともあります。膝までの長靴をご持参ください。
・古民家はかなり冷え込みます(通常、屋内でも氷点下ほどです)。
防寒は充分すぎるほどしっかりしてきてください。
・吹雪になることもあります。
上着は防水性のあるものをご用意ください。
持ち物について
・宿泊先で布団は用意していただきますが、
寒さに弱いかたは羽毛の寝袋、もしくは電気毛布などご持参ください。
・お荷物は両手があくバックパックなどでお持ちください
(雪の中を歩くため)。
注意点など
・天候によっては集合場所の山都駅まで電車が行かないこともあります。
その際には他の地点での集合となります。
【訪問先について】
福島県喜多方市山都町の朝倉、早稲谷は
周囲は飯豊山前衛の山々に囲まれ、濃緑の森の中に民家や田畑が点在する静かな山村です。
Iターン、Uターンで有機農業、自然農に取り組む若者や移住者も多く、
夏にはファーマーズマーケット「百姓市」が開催され、地域に根差したコミュニティが生まれています。
■浅見彰宏さんから「アクションツアー喜多方」へのメッセージ
福島県の農業は震災、さらに原発事故によって大きなダメージを受けました。
いま福島は復興に向けこの状況を乗り越えようとしています。しかし今までの価値観、
技術は残念ながら通用しません。震災は経済成長 やグローバル化という名目で
隠し続けてきた社会の矛盾をあらわにしたのです。もはやこれは日本全体の問題です。
一方でこの震災がきっかけとなって、目指すべき新たな形も見えてきました。
本当の豊かさとは、自然と共に生きるとはどういうことなのか。
人間が疎外されない仕組みとは何なのか。そのヒントは農業に、自然に根差した暮らしにあります。
ダメージを受けてしまったからこそ福島から発信していく。多くの人に見てもらう。一緒に未来を考えていく。
このツアーがそんな機会になることを願っています。
◆参考HP:「ひぐらし農園のその日暮らし通信」 http://white.ap.teacup.com/higurasi
◆twitter:@higurasifarm
※訪問先の福島県喜多方市山都町は福島第一原子力発電所から直線距離で
約110キロほど離れています。
この地域の放射線量については文部科学省放射線モニタリング情報ウェブサイトを
ご参照ください。
http://radioactivity.mext.go.jp/map/ja/area.html
★締切2013年2月8日
【お申込み・お問合せ】
特定非営利活動法人アジア太平洋資料センター
〒101-0063 千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル
電話:03-5209-3455 FAX 03-5209-3453
メール:office@parc-jp.org
WEB: http://www.parc-jp.org