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環境市民大学「第2回グローバルエコ入門講座」
東京都
開催日
2009年11月12日(木)~2009年12月3日(木)
募集期間
2009年10月7日(水)~2009年10月30日(金)
URL
【第2回グローバルエコ入門講座】-4連続シリーズ-
■講座の概要
「Think Globally Act Locally」
地球規模で考え、足元から行動する!
環境問題は、一人ひとりの問題です!
今、地球社会はかつてない新しい脅威に晒されています。地球温暖化をはじめ、生物多様性の劣化など、複雑、多岐に亘る環境問題が人知を超えて、深刻化しています。
環境問題は、決して遠い国々の、遠い先々の問題ではありません。私たち一人ひとりの身の回りで時々刻々と迫ってきている脅威なのです。もはや待ったなしで次々と手を打ち続けていかなければ、取り返しのつかない事態に陥りかねません。それも、国や自治体任せではなく、あなた自身が日常の仕事や暮らしの中で行動し、実践していくことが肝要です。
低炭素社会の構築へ向けて、水と緑の惑星、かけがえのない地球の美しさとその持続可能性を後世に継承していくため、私たち一人ひとりがThink Globally Act Locallyを実践していきましょう。本講座は、その大切さを身を以って体感していただくための第一歩です。
■講師の紹介
・上田 隆一 氏(環境マネジメントシステム研究所代表)
(担当:講座①、②、④)
1935年東京都生まれ。早稲田大学政経学部卒業後、メーカを経て、平成10年より現職。この間、人事・労政関係、生産管理関係、工場建設関係などの役職を歴任し、取締役工場長、CS推進センター長、購買部長などを担当し、常勤監査役を経て定年退職。
資格:「マネジメントコンサルタント:経営士」「環境マネジメントシステム審査員」「環境カウンセラー」「EA21審査人」。
主な著書:「監査役の行う環境監査のガイドライン」「中小企業向け環境マネジメントシステム構築マニュアル」「同中小事業者のための新しいEA21取組みの手引き」「ビジネスエコリーダー養成用公式テキスト」。
・樋口 藤太郎 氏(日本経営士会・経営士―生産部門)
(担当:講座③)
1930年大阪府生まれ。大阪農專(現大阪府大農学部)農芸化学科卒。企業の製造・建設・事業開発部を経て関連会社常務取締役・本社監査役で1993年退任。
資格:公害防止主任管理者・(社)日本経営士会経営士・環境ISO審査員補・環境カウンセラー事業部門。
主な著書:「製糖公害防止基準」、「食品関係環境規制・基準の手引き」、「エコリーダー公式テキスト・エコリーダーになろう」。
■日程と内容
講座①:2009年11月12日(木)15:00~17:00
講座②:2009年11月19日(木)15:00~17:00
講座③:2009年11月26日(木)15:00~17:00
講座④:2009年12月 3日(木)15:00~17:00
*副読本として『改訂版環境社会検定試験eco検定公式テキスト(東京商工会議所著)』を使います。
*全4回の講座を受講された方には修了証を発行します。
講座①: 11月12日(木) 担当:上田
「地球環境と人間との関わりを学ぼう!」
-地球環境に対する人間の関わりが環境を変える-
・はじめに:環境問題の取組姿勢(Think Grobally Act Logally)「世界がもし100人の村だったら」を例に,今、地球で何が起きているか! 9大地球環境問題とくに地球温暖化を中心に、典型7公害。持続可能な社会に向けて。
・地球カレンダー:地球生誕後、約46億年。大気ができ、海ができ、生命が育まれて、人間が誕生。
・生態系サービス、地球循環メカニズム:大気、水、海洋、生態系など。
・人間と自然環境との関わり、地球温暖化のメカニズム:生活・事業両面に亘る人間活動の結果が、もたらす環境の復元力を超えた問題―公害問題、地球温暖化など。
講座②: 11月19日(木) 担当:上田
「ビジネスと地球環境との関わりを学ぼう!」
-「利害関係者」の声を聴く事業活動が
「Sustainability:持続可能な社会」を決定する-
・地球温暖化の問題:地球温暖化の原因物質(温室効果ガス)。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)とは(特性、成果)。その分析結果から「ポスト京都」へ。省エネ、新エネを通した「サステイナブル‐デベロップメント:持続可能な開発」について。
・循環型社会に向けてその背景と対応:産業廃棄物、事業系一般廃棄物とその適正処分、3R、熱回収など。
・化学物質を中心とした環境リスクマネジメント:『沈黙の春』を題材に生態系や人間への影響。
・環境経営と社会評価。
講座③: 11月26日(木) 担当:樋口
「環境の規制と技術を学ぼう!」
-日本の技術は地球環境の「Sustainability:持続可能な社会」を高め地球環境を救う-
・環境関係法規の概要:環境基本法と諸関係法規の構造。とくに公害防止規制法と制度の活用。また、オゾン層保護、ダイオキシン関連諸法規に関する制度の活用。
・温室効果ガスに関する京都議定書及び「ポスト京都」への主要各国の対応比較。その他京都メカニズム(共同実施、クリーン開発メカニズム、排出量取引)の普及に向けて。
・低炭素社会形成のための技術群の紹介:既存技術から先端技術へ:原子力を含むクリーンエネルギーの普及、エネルギー効率向上技術、地下貯留技術など/LCA(ライフサイクルアセスメント)の重要性を身近な実例から/カーボンフットプリント、オフセットなどの活用技術。
講座④: 12月3日(木) 担当:上田
生活と地球環境の関わりを学ぼう!
-個人、一つの家庭からコミュニティに広がる環境活動が地球環境を守る-
・「宇宙船地球号」の理念(資源の有効性)について。
・『ハチドリの一滴』から:一人ひとりのエコライフ活動の重要性。
・食・農・水の安全と環境との関わり。
・住まい方の環境対策:エコ住宅、エコタウン、エココミュニティなど。
・環境対応型の消費生活:自然保護とエコツーリズムなど。
・環境配慮型コミュニティビジネスの有効性:実例に学ぶ。
■開催場所
環境パートナーシップオフィス(EPO)会議室
東京都渋谷区神宮前5-53-67コスモス青山B2F
*国連大学の裏、青山ブックセンターの並びです。
■定員:30名(定員になり次第、締め切ります)
■受講料(4講座分)
一般 8,000円
会員(主催・後援) 6,000円
学生 4,000円
■共催:財団法人地球環境財団
http://www.earthian.org
中間法人ディレクトフォース
http://www.directforce.org
■協力:エコピープル支援協議会
http://www.eco-people.jp
■お問い合わせ/お申し込みはTel、Fax、E-mailで。
・財団法人地球環境財団
〒104-0032
東京都中央区八丁堀4-4-5 市川ビル4階
Tel.03-6222-0778 / Fax.03-6222-0779
E-mail info@earthian.org
・受講料振込先
三菱東京UFJ銀行 麹町支店
普通 1030499
口座名義 財団法人地球環境財団
*お申込み後、上記口座に受講料を納入してください。詳しいご案内と受講票をお送りします。