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環境時事講座 「環境問題の課題解決へ向けて―環境配慮型の税体系を考える―」
東京都
開催日
2008年11月13日(木)
URL
地球環境財団主催 環境市民大学「環境時事講座」のお知らせ
環境問題の課題解決へ向けて ―環境配慮型の税体系を考える―
【狙いと趣旨】
環境の保全、改善をはじめ、環境問題の課題解決には、膨大なコストが必要です。
環境省の試算によると、京都議定書で約束した「CO2排出量を2012年までに90年比で6%減らす」目標を達成するには、官民を挙げて年間2兆円の追加費用が必要です。全世界では、GDP(国内総生産)の1%分が必要との試算もあります。その場合、日本の負担は年5兆円にもなります。
これだけの財源をどうやって確保するか。誰がどのような方法で負担するのが公正か。欧米ではすでに多種多様な制度が根付く一方で、日本ではここへきてようやく制度化への歩み寄りが見えてきましたが、公正なルールは国際的にも未だないに等しく、そのあり方はなお議論の渦中にあります。
しかし、温暖化対策をはじめ、環境問題の課題解決は未来世代に対する現代世代の社会責任であり、そのためのコスト負担の公正なルールづくりは喫緊の課題です。
柿本講師には、環境税とは何かをはじめ、国内外の動向から、広く環境問題の課題解決へ向けた環境配慮型の税体系のあり方と、日本ならではの方向性および枠組みについて語っていただきます。
記
【日時】2008年11月13日(木) 14:00~16:00 ( 開場13:30 )
【会場】地球環境パートナーシッププラザ(GEIC) EPO会議室
東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2F
TEL 03-3406-5180
【受講料】一般2,000円 (主催、後援団体の会員1,000円)
【定員】60名(定員になり次第、締め切らせていただきます)
【主催】主催:財団法人地球環境財団 後援:中間法人ディレクトフォース
【お申し込み先】 財団法人地球環境財団
東京都中央区八丁堀4-4-5 市川ビル4階
TEL 03-6222-0778 FAX 03-6222-0779
■講師紹介
柿本寿明氏(株式会社日本総合研究所シニアフェロー)
1941年、大阪府生まれ、京都大学経済学部卒。64年住友銀行入行、取締役経済調査部長、同人形町支店長
などを経て、93年日本総合研究所専務取締役、94年住友キャビタル証券副社長、96年日本総合研究所専務
取締役、98年同副社長、2000年同理事長、2004年同シニアフェロー、現在に至る。
なお、2006年1月には経済同友会の「環境税を考えるプロジェクトチーム」のリーダーとして環境税に関す
る政策提言を発表。以来、税体系の環境配慮型への抜本的な見直しを訴えている。
■参加ご希望の方は、電話、Eメール、FAXなどでお申し込み下さい。