人間開発報告書の最新版は、不確実性が幾重にも重なり絡み合うことで、これまでにない形で暮らしが不安定になっていると論じている。

報告書はコロナ禍やウクライナ戦争のような危機が立て続けに発生し、社会と経済の大転換や地球規模の危険な変化、分極化の大幅な拡大と相まって、世界中の何十億という人々に壊滅的な影響が及ぶ現状から新たな道筋を描くため、再生可能エネルギーからパンデミック予防に至るまでの投資と、社会保障を含めた保険を重視する政策の実施を提言。

また、イノベーションも技術、経済、文化など多くの側面で、これから生じる思いがけない課題に対応する能力を高めるとしている。

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https://www.undp.org/ja/japan/publications/hdr2021-2022