[国内事例79] 宮代町市民参加条例 2012年3月29日

概要

 平成15年、市民参加に関する基本的な事項を定め、行政活動における市民の権利を保障することを目的に宮代町市民参加条例が制定された。そして、 市民、議会、行政が協働したまちづくりを推進するために、平成19年に「まちづくり基本条例」を策定された。条例策定は、学識経験者やコンサルタ ントを入れず、職員と住民のリーダーシップやファシリテーション、コーディネーションを尊重して行われた。
条例が策定されたことで、市民参画を行う上での基礎が整備された。
 市の公式ホームページ内に市民参加のページが設置され、市民参画に関する情報整備・発信のポータルサイトとしての役割を果たしている。

パートナーシップのポイント

行政と住民の距離が近かったこと、初代町長が市民参加を強く意識していたことなど。

参考

自治会活動の低調化という課題に対応するため、宮代町では平成23年度に「地域活性化くらぶ」を立ち上げた。ルーチン的業務に忙しく、短期間(1 年ないし2年)で交代してしまう自治会長とは別に、地域の活性化を検討、実践する組織が有効ではないか、との発想から、平成23年度限定の活動を 実施。1年間の活動の中で、自治会活性化の方法を探り続けた成果を、報告書としてまとめ、平成24年度の自治会長へのメッセージとして発信する。

カテゴリ

行政や事業者からの補助金・助成金によるもの

テーマ

持続可能な地域づくり

主体とパートナー

□主体
埼玉県宮代町
□参考サイト
埼玉県宮代町公式ホームページ市民参加のページ