8/7(金)環境社会学会研究例会「中間支援の環境社会学」

 

 環境社会学会研究例会「中間支援の環境社会学」を下記のとおり、ハイブリッドで開催する予定です。
 環境社会学会会員以外の方のご参加も歓迎いたします。ぜひ、多くの方々にご参加いただければ幸いです。

 開催趣旨

 脱炭素、再生可能エネルギー活用、自然資源管理、生物多様性保全、地域再生など、環境問題に関わる多様なテーマの実践において「中間支援」の重要性が認知されつつある。一般的に「中間支援」は人材育成、専門的知識・ノウハウの提供、場のコーディネート、資金分配、ネットワーク形成など、活動を間接的に支援する多様な行為を含み、中間支援を行う組織は「中間支援組織」と呼ばれる。

 市民活動支援の文脈で使われることが多かった「中間支援」という言葉は、近年環境保全の現場においても重要なキーワードとなりつつある。2024年に政府が策定した第六次環境基本計画においても、第五次計画にはなかった「中間支援」の文言が21箇所に及んで散りばめられている。

 環境社会学者の一人ひとりの経験を振り返ってみても、現実と向き合いながら取り組まれてきた実践的研究には、「中間支援」に重なる部分が少なからず存在するのではないだろうか。丸山(2024)は、環境社会学の実践的研究を①補完的調査、②主体的調査、③中間支援、④社会イノベーション、の4つに整理している。多様な動機づけによる多様な主体の参加や合意形成を実現するメディエーターの役割(茅野,2014)やステークホルダーの相互理解を深める実践(菊池ほか,2017)などをあげている。

 複雑でやっかいな環境問題に取り組む現場では、環境社会学的な知を使いこなす「中間支援(者・組織) 」が重要な役割を果たすだろう。研究例会では、環境保全の現場からの問題提起や国内外における中間支援の事例をもとに、環境社会学が議論し実践すべき「中間支援」とは何かを考え、今後の研究展開の基礎とすることを目指す。

【参考文献】

 開催概要

日  時  2026年8月7日(金)13:45~17:30
開催方法  ハイブリッド(会場・Zoomミーティング)
会  場  地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)
 (東京都渋谷区神宮前5-53-70)
定  員
お申込み
 対面参加:24名
 お申し込みはこちらからお願いいたします。
 ※会場での参加申込が定員を超えた場合は、オンラインでの参加をお願いすることがあります。
対  象  環境社会学会会員・非学会員
参 加 費  無料
申込期限  2026年7月31日(金)
主  催  環境社会学会
共  催  地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)

 

 プログラム

  • 1) 趣旨説明
  • 清水万由子(龍谷大学)
  • 2) 中間支援をめぐる研究・実践状況
  • 平岡俊一(滋賀県立大学)
  • 3) 中間支援の実際
  • 江口健介(地球環境パートナーシッププラザ)
  • 木原浩貴(京都府地球温暖化防止活動推進センター)
  • 市川哲生(株式会社BO-GA)
  • 寺林暁良(北海道大学)
  • 4) コメント
  • 三上直之(名古屋大学)
  • 茅野恒秀(法政大学)
  • 5) ディスカッション
  • 6) 閉会挨拶
  • 大門信也(関西大学)