カンボジアの伝統織物技術と文化の伝承として、無病息災・繁栄の人々の願いを込めた絹絵絣ピダンを展示中です。
世界でも稀なこの絹絵絣には、仏教説話や生命の樹、龍、象、鳥などの動植物、船柄など様々な絵模様が織り込まれています。
人々は、ピダンが仏像を守るように自らが仏に守られ、平穏無事に生きられるよう無病息災の願いを込めました。
ピダンの多くは、内戦により失われ、または海外へ流失しました。
幼い難民を考える会は、途絶えかけた伝統文化を復興し伝承するため、カンボジア人技術者の協力を得て、技術指導を行うとともに、伝統的なピダンの復旧に取り組んできました。
内戦前に藍染めが盛んだった、コンポンチャム州の地域の女性たちと、泥藍づくり・藍染めの技術研修により、復興させ女性グループは、今でも藍を育て、継承されています。
カンボジアの農村の女性たちが括り染め、手織りした美しい絵模様や自然の色合いを是非お楽しみください。
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○期 間:6月1日(土)~6月29日(土)午前中迄
○場 所:地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学ビル1F
○開館日時:開館時間:10:00~18:00(土曜日は17:00まで)
○団体名:特定非営利活動法人 幼い難民を考える会
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展示・講演に関するお問い合わせ先
特定非営利活動法人 幼い難民を考える会
Email:info※cyr.or.jp
[※]を@に変更してください。
施設に関するお問い合わせ先
地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)
TEL:03-3407-8107/e-mail:geoc.info[※]geoc.jp [※]を@に変更してください。