小さな島々から国土が構成される島しょ国は、気候変動に伴う海水面上昇によって国土浸食の危機にさらされています。南太平洋に位置し、33の環礁からなるキリバス共和国でもその危機は深刻なスピードで進行しています。 地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)と国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)はEPO東北の協力のもと、キリバス共和国からゲストをお招きし、シンポジウムを開催いたします。本シンポジウムでは、キリバス共和国の気候変動NGO、行政機関等による報告、国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)による取組の紹介を行います。 持続可能な開発目標(SDGs)の目標13「気候変動」や気候変動枠組み条約における「パリ協定」など、国際社会は気候変動リスク回避のためのコミットメントが求められています。それらの動きをより有効にするため、どのようなパートナーシップが必要か皆さんと考えていきたいと思います。 |
なお、本イベントは、日・英同時通訳での開催となります。当日は会場裏手にてSDGsに関するパネル展示も行います。
持続可能な開発目標(SDGs)について
2015年の9月25日-27日、ニューヨーク国連本部において、「国連持続可能な開発サミット」が開催され、150を超える加盟国首脳の参加のもと、その成果文書として「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されました。詳しくは国連広報センターのサイトをご覧ください。
開催概要
|日 時| 10月20日(金)14:00~17:00(開場13:30)
|場 所| 国連大学5Fエリザベス・ローズ国際会議場(東京都渋谷区神宮前5-53-70)
|主 催| 国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)、地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)
|協 力| 東北環境パートナーシップオフィス(EPO東北)
|定 員| 100名(無料)
参加登録
参加のご登録はこちらから>>>(本催事は終了しました)
※報道関係者の方へ
・取材ご希望の方は、下記の「お問合わせ先」までご連絡ください。
・当日は受付にて記者証をご提示いただきますようお願いします。
・撮影に際しては、自社腕章を携帯していただくようお願いします。
プログラム
開会あいさつ 竹本和彦 UNU-IAS 所長
講演① 「キリバス共和国とは?キリバスと日本との意外な関係」
キリバス共和国名誉領事館 名誉領事・大使顧問 ケンタロ・オノ氏
講演②「気候変動問題の最前線キリバスからの報告」
KiriCAN(Kiribati Climate Action Network)理事長 Meere Riwata氏
講演③「気候変動問題に対するキリバス共和国のエネルギーの取り組み・責任のある国際社会の一員として、そしてキリバス共和国を守るために」
キリバス共和国 インフラ・持続可能なエネルギー省 エネルギー計画局長 Kireua Bureimoa氏
講演④「気候変動対策の国際的な動向とUNU-IASの取組」
UNU-IAS JSPSフェロー Lisanne Groen氏
パネルディスカッション「国際的なパートナーシップで気候変動問題(SDGs目標13)にどう取り組むか」
モデレーター
・環境パートナーシップ会議 副代表理事 星野智子
パネリスト
・ケンタロ・オノ氏
・Meere Riwata氏
・Kireua Bureimoa氏
・Lisanne Groen氏
・KiriCAN理事・技術顧問 Toaki Arinoko氏
司会:UNU-IASシニアプログラムコーディネーター 渡邉 綱男
お問合せ
地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)
担当:江口、藤原
TEL:03-3407-8107 mail:geoc.info[※]geoc.jp [※]を@に変更してください。
開催報告
開催報告はこちらから>>>(UNU-IASのサイトが開きます)
当日登壇者の資料は、上記プログラムにPDFで公開しました。