開催趣旨
ゼロカーボンシティの表明をされた自治体を対象にそれぞれの地域に合った方法で取り組みを進める糸口を
見出していただくことを目的として意見交換会を開催いたしました。
開催概要
○日 時:2022年2月2日(水)
第1部 13:30~15:00
第2部 15:10~16:10
○開催方法:オンライン
○対 象:関東管内においてゼロカーボンシティ宣言をした地方公共団体の職員
○主 催: 環境省関東地方環境事務所
○事務局: 関東地方環境パートナーシップオフィス(関東EPO)
プログラム
■13:30~ 開会挨拶・趣旨説明
■13:45~ 第1部:ゼロカーボンシティ実現のためのはじめの一歩を考える勉強会
■14:45~ トークセッション
■15:10~ 第2部:ゼロカーボンシティ実現に向けた意見交換会 グループディスカッション形式
■16:00~ 全体共有
■16:10~ 終了後:フリーディスカッションタイム
事例紹介(第1部)
① 木更津市・大和リース株式会社
「脱炭素社会構築に向けた推進事業に関する民間提案制度について」
キーワード;民間提案制度、事業者との連携
② 宇都宮市・NTTアノードエナジー㈱
「地域新電力を中心とした持続可能な脱炭素モデル都市構築」
キーワード;地域新電力
③ 世田谷区
「都市部の脱炭素の課題、都市と地方の電力連携」
キーワード;都市部の脱炭素の課題、都市と地方の電力連携
意見交換会(第2部)
■グループ① 木更津市・大和リース株式会社
主なトピック:民間提案制度立ち上げのプロセス/庁内合意形成をどのように進めたか/提案の選定の方法
■グループ② 宇都宮市・NTTアノードエナジー㈱
主なトピック:地域新電力立ち上げに至るまでのプロセス/地域のビジョンを「どのように」「だれと」描いたのか
■グループ③ 世田谷区
主なトピック:どのように他地域とのパートナーシップを形成したのか
今回の意見交換会では、特に、庁外との調整だけでなく『庁内連携』という課題が多く挙がり共感を呼びました。登壇者からは、庁内連携の調整のために必要な視点や、実際に動く際に意識したことなどもお話しいただき、参加者からは「環境(部局)だけではできないと認識し、庁内連携に持ち込みたい」「他部署や民間企業などを巻き込める土台作りをしたい」などのパートナーシップ形成に対して前向きな声を頂いております。脱炭素の取組のはじめの一歩について考え、参加自治体、地方環境事務所、EPO等と継続して相談ができる関係構築の場となりました。
(文責:廣瀬)