令和5年度「環境で地域を元気にする地域循環共生圏づくりプラットフォーム構築事業」において環境整備に取り組む全国20の団体が集い、今年度1年間の取組を団体同士で共有し交流を深め、活動のさらなる発展を目指すことを目的に開催しました。
今回参加された20の活動団体は、うち10団体が本事業継続2年目、10団体が1年目となります。
当日は各活動団体からの成果発表と、地域プラットフォームづくりの過程を深堀りするポスターセッション形式での意見交換をセットに約2日間の日程で開催しました。
1日目の夜には全国の活動団体同士や事業関係者間の交流を深めることを狙いとしてネットワーキング(懇親会)を実施しました。
開催概要
|日 時|2024年3月7日(水)13:00~17:30
18:00~20:00ネットワーキング(情報交換会)
2024年3月8日(木)9:30~12:30
|会 場|TKPカンファレンスセンター新橋
|主 催|環境省、地球環境パートナシッププラザ(GEOC)
|参加者|計125名
地域循環共生圏づくり環境整備に取り組む20の活動団体
アドバイザリー委員
事業化支援団体、
環境省 地域政策課、民間活動支援室、地方環境事務所
地方環境パートナーシッププラザ(EPO)、いであ沖縄支社
地域循環共生圏づくりプラットフォーム事業事務局
プログラムと内容
1日目 3/7(木)
時間 |
プログラム |
12:30~ |
受付開始 |
13:00〜13:25 |
開会挨拶 鑓水 洋(環境省総合環境政策統括官) 導入 |
13:25~14:00 |
A- 成果発表(発表時間;1団体8分)継続4団体 ・やめスマ研究所(九州) ・瀬戸内市(中国) ・合同会社ローカルSDクリエーション(中部) ・株式会社地域価値協創システム(北海道) |
14:00〜14:35 |
A- ポスターセッション(35分) 団体ごとに質疑応答・意見交換 |
14:40~14:50 |
休憩&交流タイム |
14:50~15:25 |
B- 成果発表(発表時間;1団体8分)継続4団体 ・コラコラ (Coral Collabo)(沖縄奄美) ・NPO法人大月地域資源活用協議会(四国) ・株式会社YMFG ZONEプラニング(中国) ・荒山林業(中部) |
15:25~16:00 |
B- ポスターセッション(35分) 団体ごとに質疑応答・意見交換 |
16:00~16:15 |
休憩&交流タイム |
16:15〜16:50 |
C- 成果発表(発表時間;1団体8分)継続2団体+新規2団体 ・株式会社山都竹琉(九州) ・株式会社アースカラー(東北) ・阿嘉区(沖縄奄美) ・NIIGATA MUSIC LABORATORY(関東) |
16:50~17:25 |
C- ポスターセッション(35分) 団体ごとに質疑応答・意見交換 |
17:25~17:30 |
中締め挨拶 |
18:00〜20:00 |
ネットワーキング(情報交換会) |
2日目 3/8(金)
時間 |
プログラム |
9:00~ |
受付開始 |
9:30〜9:35 |
導入 |
9:35~10:10 |
D- 成果発表(発表時間;1団体8分)新規4団体 ・みやま市(九州) ・エネシフ湖北(近畿) ・株式会社フットボールクラブ水戸ホーリーホック(関東) ・一般社団法人ゴジョる(東北) |
10:10〜10:45 |
D- ポスターセッション(35分) 団体ごとに質疑応答・意見交換 |
10:45~11:00 |
休憩&交流タイム |
11:00~11:35 |
E- 成果発表(発表時間;1団体8分)新規4団体 ・玉名市(九州) ・一般社団法人わくわく課協会(四国) ・木更津市(関東) ・西川町地域資源活用イノベーション推進協議会(東北) |
11:35~12:10 |
E-ポスターセッション(35分) 団体ごとに質疑応答・意見交換 |
12:20~12:30 |
クロージング・閉会挨拶 |
■ 内容
成果発表では、これまでの取組を以下の8つのポイントでまとめた資料を全団体に作成頂き、それぞれ8分間のプレゼンテーションを行いました。
① 活動団体および活動地域の紹介
② 地域循環共生圏を実現することで目指す地域の姿(地域版マンダラ)
③ 年間スケジュール
④ 今年度チャレンジした主な取組内容
⑤ 現状の地域プラットフォームと取組を通じての変化
⑥ プラットフォーム形成のポイント
⑦ 取組を通しての成果と新たに見えてきた課題
⑧ 活動における今後の展望
参加者には、発表を聞いて感じた感想や質問を付箋に書き出してもらい、それをもとに発表後のポスターセッションで質疑応答と地域プラットフォーム構築のこれまでの過程の振り返りを行いました。
発表の様子
ポスターセッションの様子
成果共有会の様子
「自分たちと同じような各地で活動されている団体の悩みや気づきが共有できた」「自分たちの活動の強みや弱みを確認できた」「新たなつながりが生まれた」などのフィードバックが寄せられました。活動のさらなる推進力へとつながる有意義な会となりました。