書 名 | 機会均等の研修実施によるコミュニティ開発 PRRIEアプローチの基礎と実践 国際協力の教科書シリーズ4 | |
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投稿団体 | 有限会社 人の森 |
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価格 | 1,200円 | |
著名・編集者 | 野田直人 | |
発行者 | ||
出版社 | 有限会社人の森 | |
注文先電話 | 0586-72-5445 | |
発行年月日 | 2017年09月01日 | |
ISBNコード | 9784990717063 | |
サイズ | タテ257cm×ヨコ182cm | |
ページ数 | 70 | |
入手 | 団体に直接注文 書店で注文 | |
紹介文 |
SDGs(持続可能な開発目標)においては「地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)」ことがうたわれています。本書が紹介するPRRIEはその名の中に「機会均等」という言葉が含まれているのでわかるように、まさにSDGsの目的に合致したアプローチです。 発展途上国のコミュニティ開発に関しては、既に多くのアプローチが提案されています。PRRIEは国際協力機構(JICA)がアフリカで実施した環境保全と地域振興を兼ねたプロジェクトの中で生み出されたアプローチで、日本語では「機会均等を保障した統合型研修による参加型村落開発と資源管理」、英語名の「Participatory Rural Development and Resource Management by Integrated Training for Equal Opportunity」を略したものです。非常にシンプルで、実施に特殊なスキルや多大な経験を前提としないのが特徴です。 PRRIEは第一段階として、その名の通り機会均等を徹底した研修を地域住民に実施し、大勢の地域住民のキャパシティ・ビルディングを図ります。また、研修をきっかけとして地域住民のやる気を集団的に引き起こして次のステップに繋げるアプローチです。 セネガルのPRODEFIというプロジェクトで開発されたため、JICAの文献では多くの場合「PRODEFIモデル」という名称で紹介されています。その後、マラウイやマダガスカルのプロジェクトでも導入され、特定のプロジェクト名への依存を避けるためにPRRIEと名付けられました。 これまでに主にアフリカにおいて複数のプロジェクトで使用され、また、青年海外協力隊員も数多くかかわっているアプローチにもかかわらず、今まできちんとした資料がありませんでした。 この教科書は、PRRIEを開発し、セネガル、マラウイ、マダガスカルの3つのプロジェクト(それぞれPRODEFI, COVAMS, PRODAIRE)に関わった著者が、今までの各プロジェクトの成果を俯瞰して取りまとめたものです。 |