書籍案内

書 名 湿地の文化と技術33選~地域・人々とのかかわり~
投稿団体 日本国際湿地保全連合
価格 1,234円
著名・編集者 辻井達一・笹川孝一
発行者 特定非営利活動法人日本国際湿地保全連合
出版社
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発行年月日 2012年01月01日
ISBNコード 978-4990423858
サイズ タテ297cm×ヨコ210cm
ページ数 72
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紹介文 湿地と私たちの生活の関わり(文化)について日本各地の事例を集めた冊子

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【湿地の文化とは】
 この地球上で、「湿地」すなわち水のある所は、私たち人間も含めて、生命の誕生と展開の場です。この湿地は、人間がそれに依存して生活を始めるはるか以前から、さまざまな植物、微生物や昆虫、爬虫類や鳥類、哺乳類などの動物にとって、大切な場でした。
 そのような湿地に、いわば後から一利用者としてお邪魔したのが私たち人間です。
 人間は長い間、他の植物や動物たちと共生しながら、飲み水をはじめとする生活水、食べ物や衣食住の材料を、湿地から得て生きてきました。湿地を壊さないように、汚さないように、感謝を捧げながら、大切に守ってきました。そして、湿地の恵みをいただき、湿地を大切にする方法、智恵や技術を発展させてきました。
 この方法や智恵や技術は、地域の人たちによって共有され、他の地域にも伝えられています。また、前の世代から受け取り、発展させ、次の世代に伝えてきました。このように、湿地に関わり一定の地域で共有され、世代
から世代へと受け継がれ発展してきた生活様式、その技や智恵を、私たちは「湿地の文化」と呼んでいます。