書籍案内

書 名 時事問題を教室へ「東京五輪2020」
投稿団体 開発教育協会
価格 0円
著名・編集者 開発教育協会/DEAR
発行者 開発教育協会/DEAR
出版社
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発行年月日 2014年04月30日
ISBNコード
サイズ タテ297cm×ヨコ210cm
ページ数 11
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ダウンロードはこちら (形式:PDF 容量:MB)
紹介文 2020年に日本・東京でオリンピック・パラリンピックが開催されることが決定しました。
歓迎する声もある一方、被災地の復興への影響や再開発などに対する懸念の声も聞こえてきます。五輪をめぐる社会のあり方について、さまざまな側面から考えてみましょう。
※この教材は「教材体験フェスタ2014」で実施したものです。

▼アクティビティ1:部屋の五輪
目的: 学習の導入として行い学習への意欲を高める。
対象: 小学校高学年以上
所要時間: 15分程度
教室全体を使って「部屋の四隅」形式で参加者に「東京五輪のとき何してますか?」などの3つの質問を投げかける。参加者は、該当する答えが示された5つの「輪」のいずれかに移動して入る。

▼アクティビティ2:「五輪検定」受験!
目的1: そもそも、オリンピック・パラリンピックとは何か?五輪憲章などから、理念や目的を知る。
目的2:五輪の理念や目的と現実に起こっていることのギャップについて考える。
対象: 中学生以上

▼アクティビティ3:期待!心配!ありえる?ありえない?
目的1: 様々な期待や課題、立場、議論があることを知る。
目的2:自身の価値観や意見を整理し、他者の考え方に触れる。
対象: 中学生以上
カード例:「フクシマ・震災を忘れる」「町がキレイになる」「ボランティア活動が盛んになる」「同性婚が認められる」「子どもが増える」「みんな英語ができるようになる」他18種類。

▼アクティビティ4:決定!五輪開催地
目的: 五輪の理念や目的、東京五輪をめぐる様々な議論を知ったうえで、五輪を開催する意義や期待することについて議論する。
対象: 中学生以上

▼「教材体験フェスタ2014」参加者の声
・誘致が決まって浮かれ気分でいましたが、どんな問題があり、それをどのように捉えるか?みなさん違う考え、捉え方があり非常に興味深かった。
・日本のこれから、原発問題、国際化について話し合い、意見交換ができてよかったです。
・「東京」だけが元気になるの?景気がよくなるの?町がキレイになるの?‥もやもやした。
・中学生でも親しみやすく、考えやすいワークだったので学校現場で使えそうです。楽しかった!
・6年後どうなっているのか、いろいろ考えるきっかけになりました。開催自体はすでに決定していますので、今後考えていくべきは、いかに負のインパクトを最小限に抑えていくかだと思いました。
・カードの言葉の定義があいまいにしてあるのがいいと思いました。自分なりの解釈で「元気」とか「忘れる」とかを捉えて、他の人との解釈の違いに驚くのも新鮮だと思います。

▼教材のダウンロード(無料/寄付歓迎/Adobe PDF形式)
http://www.dear.or.jp/ge/index.html
この教材の版権は(特活)開発教育協会に所属し、本誌の全部または一部を無断で複写・転載・引用・要約することは禁じます。本誌の「生徒用ワークシート」の複写による利用は、学問的な利用、教室・研究会等での利用に限ります。

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▼Global Express(グローバル・エクスプレス)とは
Global Express(グローバル・エクスプレス)は、時事問題を開発教育の視点から扱い、学ぶためのメディア・リテラシー教材です。 メディアを批判的に捉える力を養います。 また、「南(途上国)」で起こっているニュースの状況を理解し、当事者と学習者の日常を結びつけて考えることを目指しています。

▼発行者・お問い合わせ
特定非営利活動法人 開発教育協会/DEAR(担当:八木)
112-0002 東京都文京区小石川2-17-41TCC2号館3階
Tel: 03-5844-3630 Fax: 03-3818-5940
http://www.dear.or.jp/

▼開発教育協会/DEARとは
南北格差・貧困・環境・紛争など、地球上で起こっている様々な問題は、私たちの生活と無関係ではありません。開発教育とは、「知り、考え、行動する」という視点で、身近なところからその解決に取り組んでいくための教育活動です。DEARは開発教育を推進するために、1982年から活動しているNGOです。