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国連大学グローバル・セミナー第6回沖縄セッション「食をめぐる課題―安全性、科学技術、政策、文化」

沖縄県


国連大学グローバル・セミナー第6回沖縄セッション
「食をめぐる課題―安全性、科学技術、政策、文化」
参加者募集

国連大学は来る12月16―19日の日程で、沖縄県との共催によりグローバル・セミナー第6回沖縄セッションを、沖縄コンベンションセンターほかにて開催します。

グローバル・セミナーは、日本の大学に在籍する学生や若い社会人の方々を対象に、国連をとりまく地球規模の問題に対する関心と理解の促進を目的として、毎年9か所(国内7・海外2)で開催されるもので、沖縄セッションは今年6回目を迎えます。今回は「食をめぐる課題―安全性、科学技術、政策、文化」と題し、「食」をめぐる昨今の様々な問題について考えます。食糧生産の著しい産業化とグローバリゼーションが私達の食生活をどのように変えたのか、世界の食糧の安全保障の現状と国や国連機関による取りくみ、更に、グローバリゼーションに伴う食品貿易がもたらす影響や遺伝子組み換え食品なども取り上げます。今回も内外で活躍する著名な学識者や研究者が講師として参加し、様々な観点から講義を行います。

セミナーは4日間の合宿形式で行われます。各講義の後、講師との意見交換やグループ討論のほか、外務省関係者より国際公務員を目指す人へのガイダンスも行われます。講義は英語・日本語のいずれかで行われます参加希望の方は、下記要領をご参照の上、郵送、Fax、又はEメールにて当セッション事務局宛(Fax 03-3499-2828、gsokinawa@hq.unu.edu)お申込み下さい(申込用紙はhttp://www.unu.edu/hq/japanese/use/seminar/global.htmlからもダウンロード可)。その他取材に関するお問合せは広報部までご連絡下さい。なお初日午後の基調講演は一般公開です(通訳付、無料、申込み不要)。



期間・会場: 12月16日(木)~19日(日)
沖縄コンベンションセンター(基調講演)、カルチャーリゾート・フェストーネ(講義)

参加資格:定員50名。原則として国内の大学に在籍する学部生、大学院生、留学生及びテーマに関心のある若い社会人。専攻は不問。日英両語の理解が必要。

参加費: 3万円 (宿泊費・食費・資料代込。交通費は除く)
*私費留学生は審査により参加費用が一部免除される場合あり

応募締切:10月22日(金)必着


プ ロ グ ラ ム

○12月16日 (木)
 12:00~13:00 参加者登録
 13:00 開会式
  基調講演  (公開講座)
   講義 1 「食糧生産、栄養、健康」
     エンオン・ワサンウィスット (マヒドン大学栄養学研究所所長)
   講義 2 「グローバリゼーションと食文化の変化」
     岸 朝子 (食生活ジャーナリスト)
 16:00~17:45 オリエンテーション・グループミーティング(自己紹介)
 18:00~19:30 歓迎レセプション

○12月17日 (金)
 午 前 セッションⅠ: 飢餓との戦い: 地球規模の食糧安全保障に向けて
   講義 3 「地球上の食糧安全保障と国連」
    何 昌垂 (国際連合食糧農業機関アジア太平洋地域事務所代表)
   講義 4 「食糧安全保障における開発協力」
    池本 幸生 (東京大学東洋文化研究所教授)
    グループ討論
 午 後 セッションⅡ: 食物と生活様式、選択の自由
   講義 5 「遺伝子組替え食品をめぐる議論」
    井川 陽次郎 (読売新聞論説委員)
    グループ討論
   講義 6 「沖縄の食文化における変遷」
    金城 須美子 (琉球大学名誉教授)
    実際の料理を食べながらの質疑応答
    琉球舞踊

○12月18日 (土)
 午 前 セッション Ⅲ: 食品貿易
   講義 7 「食品貿易と国内食品産業の保護」
    マーク・ドリース (アメリカ大使館アメリカ農産物貿易事務所東京所長)
   講義 8 「食品貿易と食の安全・安心に関わる課題」
    新宮 和裕 (日本冷凍食品検査協会執行委員・企画開発部長)
    グループ討論
 午 後 国際公務員をめざす人へのガイダンス
    グループ討論

○12月19日 (日)
 午 前 グループ発表・全体討議
     閉会式
     フェアウェルランチ

※文中敬称略
※プログラムは都合により変更する場合があります。