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「文明間の対話」

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国連大学 国際会議「文明間の対話」の開催について

国際連合大学は2001年「国連文明間の対話年」の一環として、今年7月31日~8月3日に「文明間の対話」に関する国際会議を開催します。この会議は、国連組織のなかの研究機関である国連大学の独自性を生かし、文化、宗教、言語、政治など、現代社会の溝を越える有意義な対話とは何か、その条件とは何かなどについて、詳細に分析することを目的としています。

■日程と場所(詳細は別紙)
7月31日~8月1日:東京都渋谷区神宮前5丁目53-70、国連大学 ウ・タント国際会議場
8月2日~3日   :京都市左京区宝ヶ池、国立京都国際会館

■基調講演など
 アタオラ・モハジェラニ・文明間の対話国際センター所長
ビグディス・フィンボガドティル・前アイスランド大統領、世界女性指導者協議会議長
 河合隼雄・京都大学名誉教授
 このほか、松浦晃一郎・ユネスコ事務総長、ジャンドメニコ・ピコ・国連事務総長個人特使(文明間の対話担当)、ブトロス・ブトロス=ガリ・仏語圏国際機構事務局長(前国連事務総長)ら、著名な参加者が見込まれています。

■協力と後援
 協力:ユネスコ(国連教育科学文化機関)
 後援:外務省、文部科学省、ユネスコ国内委員会、朝日新聞社

■会議内容
 学識経験者、政策立案者、その他の専門家など多彩な経歴の参加者が集まり、以下のような問題について討議します。
-文明間の有意義な対話を実現するには何が必要か?
-これまでの対話からどのような教訓を学び取ることができるか?
-対話の積み重ねは国際関係にどのような影響を及ぼし得るか?
-多文化社会はどのように文明間の対話に貢献し得るか?
-アジアにおける文明の対話の経験から、どのような示唆や教訓をくみとれるか?
-文化や文明の違いを超える人類共通の包括的価値体系「グローバル・エトス」は存在するか?

■問い合わせ、その他
会議は公開ですが、事前の登録が必要です。登録用紙など詳細はインターネットで入手できます。 会議の生中継も同じウェブサイトで見ることが出来ます。ウェブサイト: http://www.unu.edu/dialogue

4日間にわたる会議は、日英の同時通訳(一部は日仏と英仏の同時通訳も)で行われます。
 お問い合わせは、国連大学広報部: TEL.(03)5467-1243,1246
                 FAX(03)3406-7346まで。