イベント・セミナー

全国学校給食フォーラム

全国

食材のコストと調達をクリアして持続可能なオーガニック給食を目指そう!


◇開催日時◇ 2024年2月12日(月)10:00~15:30

◇開催方法◇ オンライン開催

◇主催◇ オーガニック学校給食フォーラム実行委員会

◇協賛◇ NPO法人 全国有機農業推進協議会

◇参加費◇ 1,000円(アーカイブ付き)

◇プログラム◇
10:00~11:20 第1部「オーガニック給食の課題解決のヒント~フランスと韓国の事例から~」
11:20~12:20 第2部「オーガニック給食実現までの方法論~各地の成功事例~」(前半)
13:00~14:30 第2部「オーガニック給食実現までの方法論~農林水産省補助金事業~」(後半)
14:30~15:30 第3部「地域別交流会」

詳細
開会挨拶
10:00~◆下山久信 理事長/NPO法人全国有機農業推進協議会 理事長 全国オーガニック給食協議会副代表理事
10:10~◆高橋優子実行委員長/NPO法人全国有機農業推進協議会 オーガニック給食ワーキングチーム長 
第1部 「オーガニック給食の課題解決のヒント~フランスと韓国の事例から~」
10:20~◆「コストはそのまま!?フランスのオーガニック給食」
-本田恵久 / NPO法人子どもと農がつながる給食だんだん代表理事
<講演概要>
フランスの農水省は「100%オーガニック給食は可能だ!」とうたうように、地産地消、手作り、オーガニック100%の学校給食が全国で誕生しています。その学校給食は、コストは変えず高品質の食材を導入することに成功しています。どのようにコストを解決しているのか?フランスのオーガニック給食をお話します。

<講演概要>
2023年8月、私は韓国の京畿道の学校給食用農産物がどのように生産されて学校給食に使われてるのか知りたくて、現場を訪問しました。そこで見たのは巨大な集荷センターや有機農家の集まり、そして、それを支える研究所です。それらがどのように機能して韓国530万のこども達のオーガニック無償給食を支えているのかお伝えしたいと思います。

第2部「オーガニック給食実現までの方法論~各地の成功事例~」(前半)
10:50~◆「給食は自治体の裁量!市民で子どもと農業を守りましょう!」
-中村陽子 / NPO法人メダカのがっこう
<講演概要>
日本の給食のレベルは世界一です。農家も栄養士さんも世界一頑張っています。ですが、特別支援学級の生徒数や、食物アレルギーの生徒数は加速度的に増えています。問題は日本の農薬の残留基準の高さや子どもの食の安全基準に予防原則を採用しない国の姿勢だと考えられます。しかし給食は国ではなく自治体の裁量なので、子どもと農業を守れるのは自治体なのです。安全給食の成功事例を持つ自治体の問題の乗り越え方、ずっと続く仕組みを学びます。
11:20~◆「最初の一歩!世田谷区の小中学校90校で、5万人分の有機米給食スタート!」
-鈴木ともこ / 「子どもの食を考える会 世田谷」世話人、吉田久美子 /ママ♡エンジェルス 世田谷オーガニック給食審議会
<講演概要>
給食をオーガニックにしたいとたくさんの方が関わってきた世田谷。そのバトンを受けて世田谷のパパ・ママが区議さんと協力しながら担当課長と面談を重ね議会質問もしてもらいながらようやく実現した有機米導入。一日5万食を有機に変えた、消費地ならではの導入ポイントをお伝えします。

11:50~◆「NSLAメソッドを素直に取り入れたらエシカル食材導入できた!@愛知県愛西市」
-山崎友佳/ NPO法人ナチュラルスクールランチアクション愛西代表。エシカル食材を導入。
<講演概要>
れんこん・マコモダケ・さつまいもと3種を入れました。給食センターと行政と地元農家さんの協力体制をつくるNSLAメソッドのお話。
第2部「オーガニック給食実現までの方法論~農林水産省補助金事業~」(後半)
13:00~◆「高知でのオーガニック給食実現までの道のり」
-大石真司 / NPO法人こどもと農がつながる給食だんだん
<講演概要>
平成23年からこども園の給食改善に取り組み、平成27年には2つのこども園で無農薬の玄米和食の給食を提供。
令和3年からは民間保育園3園が県内15の有機農家が加盟している高知オーガニックと連携して月1回のオーガニック給食の日がスタート、現在はこども園も加わり7園が実施。
令和5年12月には農水省の補助事業で新たにこども園への有機米と有機野菜の試験導入に伴い協議会を立ち上げ、どうすればコストを上げずに継続できるかを検討した内容を報告します。
13:30~◆「ど素人の主婦が会長就任 江南市地産地消給食推進協議会」
-藤田公仁子/ NPO法人ナチュラルスクールランチアクション副理事長(愛知県江南市)
<講演概要>
2021年、娘の入学を機に始めた学校給食の活動。1年目に保育園への試行的導入決定、2年目に教育基本方針に『オーガニック給食を研究する』文言掲載、3年目に市長選挙の公約になり、11月に協議会設立し小学校の給食でも地場産エシカル給食スタートへ。ど素人の主婦でも出来たのはNSLAメソッドがあったから。
14:00~◆オーガニック学校給食優良事例表彰(ジャパンオーガニック給食カップ)
全国でオーガニック給食に取り組む自治体、人々を表彰という形で応援したい!
オーガニック学校給食フォーラム実行委員会が勝手に表彰します!
第3部「地域別交流会」
14:20~◆地域別!「近くの仲間と繋がろう」
概要:学校給食に有機農産物を、と願うけど、活動となると協力者が見つからない事が多いです。
そこで、今回、仲間と出会う機会を作りました。お互いに励まし合い、助け合っていける一期一会の機会です。
この機会を活用しましょう!!!
15:20~◆終わりの挨拶 全国有機農業推進協議会 オーガニック給食ワーキングチーム長 高橋優子実行委員長

詳細・申し込み;https://organickyushokuforum3cost.peatix.com/