今日、化学物質はそれが無ければ現在の生活がなりたたないくらい、私たちの生活のあらゆる場面で使用されていますが、その反面、取り扱いを誤ると、環境・安全・健康に悪い影響を及ぼすこともあります。この化学物質について、理解を深めていただくためセミナーを開催します。
　今回は、化学業界のＲＣ活動を推進している日本レスポンシブル・ケア協議会の小高弘光氏と塗料の総合メーカーとして環境負荷低減につながる技術を開発し、環境にやさしい製品を社会に提供している日本ペイント(株)の野村侃滋氏より、わかりやすく解説していただきます。
日時 平成１５年１１月２７日(木)１４：００～１７：００
会場 大阪府環境情報センター環境情報プラザ研修室(大阪市東成区中道1-3-62)
講演題目 (1) 環境・安全・健康を守る化学業界の自主管理活動について
　　日本レスポンシブル・ケア協議会　事務局部長　小高弘光氏

　化学業界が実施している化学物質、産業廃棄物などの排出削減や自主管理計画のほか、広く社会全体から信頼と信用を得るために実施している地域との対話をはじめとした社会とのコミュニケーションについて、事例を踏まえてご紹介いただきます。


(2) 色彩・景観の創出と環境・資源の保護に向けた取り組みについて
　　日本ペイント株式会社　環境品質本部　本部長　　　野村　侃滋氏

　塗料の歴史から原料、製造方法についてやさしく解説していただくほか、環境に配慮した塗料製品の開発の現状、ホルムアルデヒドをはじめとした有害化学物質のリスクを低減するための取り組みなどについて、同社の「環境報告書」を中心にご紹介いただきます。

参加募集人数 ５０名(先着順とし、定員になりしだい締め切りとします。)
参加費 無料
申込み方法及び申込み先
「化学物質セミナーに参加希望」と書いて、氏名及び連絡先（電話･FAX､E-mail）を明記のうえ、往復はがき、ＦＡＸ、Ｅ－ｍａｉｌにて次へお申込みください。

　〒537-0025　大阪市東成区中道１－３－６２
　大阪府環境情報センター 情報企画室 企画課
　電話：０６－６９７２－１３２１ 内線３８１
　FAX：０６－６９７２－７６６５
　E-mail：planning@mbox.epcc.pref.osaka.jp

※ＲＣ（レスポンシブル・ケア）活動
　化学物質を製造し、又は取り扱う事業者がその製品の開発から廃棄に至るまでの全課程について環境・安全に配慮し、自己責任・自己決定の原則に基づいて、化学物質の開発から廃棄に至るまでの全過程にわたり、環境・安全面について自主管理を行っている化学業界の活動。