クマやシカなどの野生動物による農林水産業被害や列車・交通事故、人身事故が止まらない。解決のためにはワイルドライフマネジメント（野生動物保護管理）の専門職を全国的に配置することが必要不可欠な時代です。この問題に早くから警鐘を鳴らし、対処するための科学的対策を実践してきた講師が、全１４回の連続講座でワイルドライフマネジメントの歴史と最前線について詳述します。ZOOM聴講の定員が満席になり受付を締め切りましたが、受講を希望される声が多く、別枠でYouTube Liveを利用した限定配信による受講枠を設けました。是非、ご参加下さい。

【講師】梶光一東京農工大学名誉教授

【日時】２０２４年1 月１６日（火）スタート 原則隔週火曜実施（一部変則あり）
【時間】19 時30分～ 21 時

【各回のテーマとスケジュール】
①有蹄類の爆発的増加 ― 個体群動態をめぐる議論　 　　　　　　　 １月１６日（火）
②個体群動態 ― 洞爺湖中島のシカ　　　　　　　　　 　　　　　　　１月３０日（火）
③シカ管理 ― 知床・イエローストーン・ノルウェー　　 　　　　　　２月　６日（火）
④定点管理と長期モニタリング － 個体群変動のプロセスとメカニズム ２月２０日（火）
⑤フィードバック管理 ― 順応的管理に向けて　　　　　　　　　　　　３月　５日（火）
⑥世界の野生動物の管理の歴史 ― 自然を管理するということ　 　　　３月１９日（火）
⑦日本の野生動物管理の歴史 ― 保護から管理へ　　　　　　　　　　　４月　２日（火）
⑧個体群管理から生態系管理へ ― ランドスケープの視点　　　　　　　４月１６日（火）
⑨野生動物管理システム研究 ― 研究経営論　　 　　　　　　　　　　５月　７日（火）
⑩人口縮小時代の野生動物管理 ― 持続可能な地域のために　　　　　　５月２１日（火）
⑪野生動物はだれのものか ― 野生動物管理とステークホルダー　　　　６月　４日（火）
⑫大学の野生動物管理専門教育 ― 実現に向けた取り組み　　　　　　　６月１８日（火）
⑬人口縮小社会が抱えるさまざまな課題　　　　　　　　　　　　　　　７月　２日（火）
⑭野生動物管理の日本モデル　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　７月１６日（火）
　※諸般の事情により、日程変更になる可能性があります。予めご了承ください。

【修了証】全講座を聴講し所定のアンケート等にお答えいただいた方には当財団から授与します。

【参加費】無料　

【テキスト】以下の書籍を書店にて購入し、開始までに各章をお読みください。
　　　　『ワイルドライフマネジメント』　梶光一著　東京大学出版会刊　４６２０円（税込）

【申込方法】以下のいずれかの方法でお申し込みください。
・Googleフォームに必要事項を記入する。https://forms.gle/Mzk7nYGo5dUC74gw5　
・メールでの申し込みはお受けできません。

【YouTube Liveによる限定配信の定員】６０名（定員に達し次第締め切り）
【ZOOMによる受講者定員】９０名（既に満席ですので受付は終了しました）

【ご注意】YouTube Live限定配信による受講
YouTube Live配信による受講は、YouTubeを利用します。ご自宅などでYouTubeが視聴できる方が対象です。Live配信ですが、ZOOMと1分程度のタイムラグがあります。ZOOMのような質疑応答は出来ませんが、遅れて参加しても講座の最初からの視聴でき、講座実施翌々日（その週の木曜日）21時までの視聴が可能です。その期間内であれば繰り返しの視聴も可能です。視聴中、YouTubeの広告映像が流れます。予めご了解ください
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【ご注意】ZOOM受講
講座はZOOM を利用しますので、ご自宅などでZOOM によるオンライン受講ができる方のみ、お申込みを承ります。原則として１４回の通し受講になりますのでその前提でお申込みをお願いします。なお、映像は後日公開します。顔やお名前がそのまま映る可能性があります。不都合な方は、ビデオカメラをオフにする、表示名を仮称に変えるなど、ご自身で必要な対策をお取りください。映像削除等には応じかねます。

【主催】公益財団法人知床自然大学院大学設立財団