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北海道生物多様性保全ダイアログ 第9回「なぜ自治体が生物多様性保全に取り組むのか~地域戦略の意義」

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生物多様性保全はしばしば経済活動と対立的に扱われ、自治体政策における優先度は必ずしも高くありません。令和5年版環境白書によれば、生物多様性基本法に基づく地域戦略を策定している基礎自治体は162市区町村に過ぎません。北海道では黒松内町、礼文町、帯広市、札幌市の4自治体にとどまります。そうしたなかで、生物多様性保全を地域の将来像と重ね、地域経営の基盤として活用してきた自治体があります。今回のダイアログでは、1980年代から生物多様性を基調とする地域づくりを進めてきた黒松内町と、現在地域戦略の策定を進めている石狩市、また道外の事例として中山間地で生物多様性保全条例を制定して自然資源を活用した里山の再生に取り組む広島県北広島町の取組をお聞きします。そこから、市町村が生物多様性保全に取り組む意義や北海道の生物多様性保全計画に期待される役割を参加者とともに考えていきます。


[日時] 2023年9月28日(木)15:30~17:30
[開催方法] オンライン(オンライン会議システム「Zoom」を使用)
[対象] 地域脱炭素、再生可能エネルギー、自然環境、景観保全等に関わる方、関心のある方等、どなたでも
[定員] 200名(要お申込み)
[主催] EPO北海道、北海道生物多様性保全活動連携支援センター(HoBiCC)、北海道
[プログラム]
解説
 生物多様性地域戦略について 解説(環境省自然環境計画課 生物多様性戦略推進室)
講演
 (仮)生物多様性保全と「自治体保全」
   髙橋 興世 さん(黒松内町企画環境課 上席主幹/元ブナセンター長 首席学芸員)
  いしかり生きものかけはしプランについて
   髙橋 惠美 さん(石狩市環境市民部自然保護課 兼任 石狩浜海浜植物保護センター主任)
  自然、経済、教育、エネルギー、文化の課題を解決するための結節点をつくる
   白川 勝信 さん(登別市観光交流センター副センター長・学芸員/元北広島町立高原の自然館 学芸員)
ダイアログセッション(50分程度)
 -質疑応答と、登壇者・モデレーター・コメンテーターでのディスカッション
 モデレーター:長谷川 理 さん(NPO法人EnVision環境保全事務所主任研究員)
 コメンテーター:吉中 厚裕 さん(酪農学園大学農食環境学群環境共生学類 教授)

[お申込み・お問い合わせ]
以下のお申込みフォームに、9月26日(火)17:00までにお申し込みください。
開催が近づきましたら、ZoomのURLをメールにてお送りいたします。
不明点などありましたら、下記問い合わせ先までお知らせください。

環境省北海道環境パートナーシップオフィス(EPO北海道)担当:福田
TEL:011-596-0921 E-mail:epoh-webadmin@epohok.jp

★詳しくはこちらをご覧ください
 https://epohok.jp/event/17120