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国際シンポジウム:3.11から11年ー福島と世界の今を知り、核なき未来をつくろう

東京都

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2011年3月11日の東日本大震災とそれに続く東電福島第一原発事故の発生からまもなく11年。しかし、原発事故は終わっておらず、被害は深刻です。

多くの人たちがふるさとを奪われ、未だに3万人以上の人たちが避難生活を継続しています。福島第一原発の敷地での廃炉作業は難航し、溶け落ちたデブリを取り出す計画のめどはたっていません。発生し続ける処理汚染水を海洋に放出することが大きな議論を呼んでいます。一方で、原発を「気候変動対策」として位置づける動きが目立つようになってきています。また、核兵器禁止条約がようやく発効し、2022年初めての締約国会議が開かれます。

あの事故から私たちは何を学んだのでしょうか。何を伝えていき、どのような社会を築いていくべきなのでしょうか。

国際環境NGO FoE Japanと国際交流NGOピースボートは、原発事故の現状について、また核をめぐる世界の情勢について、知り、考え、議論する国際シンポジウムを開催します。福島県三春町在住の武藤類子さん、ピースボート共同代表の川崎哲さん、オーストラリア環境保護基金キャンペーナーで核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)共同創設者のデイブ・スウィーニーさんが登壇。2022年原発ゼロを目指すドイツからも報告を予定しています。