公益財団法人日本自然保護協会は、Biome（バイオーム）とピリカとともに、アプリを使って誰でも簡単に楽しみながら本格的な生きもの調査やごみ拾いに参加できる「砂浜ムーブメント2021」を 5月30日（ごみゼロの日）から12月31日まで開催します。全国どこからでも、どなたでもご参加いただけます。あなたの参加をお待ちしています。

「砂浜ムーブメント」では、日本の海や砂浜を守るために３つのアクションを呼びかけています。
■アクション１「砂浜ノートを子どもたちに届けよう！」
　陸の自然に比べると、海や砂浜の生きものやしくみを知る機会や資料はとても少ないのが現状です。そこで海や砂浜のことを楽しく学べる特製の「砂浜ノート」を作成しました。昨年クラウドファンディングで増刷させていただいた5万部を、今年は全国の子どもたちにお届けします。お子様のいる家庭や、自然観察会やビーチクリーン、学校の授業や自由研究などにも活用いただいています。「砂浜ノート」は希望部数を無料でお送りしています。在庫が切れ次第終了となります。申し込みはWebサイトで受付しています。
■アクション２「砂浜の生きものをしらべよう！～自然しらべ2021」
　砂浜なんて砂しかないと思われがちですが、「砂浜ノート」でご紹介しているように、砂浜ならではの生きものが暮らす世界が広がっています。砂浜で植物や貝など生きものを見つけたら、写真を撮って、生きものアプリ「BIOME（バイオーム）」に投稿してください。名前がわからなくても、AIが名前を推測してくれたり、くわしい方が教えてくれるので、誰でも気軽にご参加いただけます。投稿された生きものデータは、NACS-Jが海や砂浜の自然環境を保全するために活用します。今年は砂浜の植物をはじめ5000件の投稿を目指しています。
■アクション３「砂浜や街中でごみを拾おう！」
　ごみ拾いSNS「ピリカ」と連携し、身近な場所でのごみ拾い活動を展開します。プラスチックごみは、小さなマイクロプラスチックになったり海に沈んでしまうと、回収が困難です。ごみが海に届く前に、街中など身近な場所で回収することが重要です。ごみを拾ってピリカに投稿すると、全国でごみ拾い活動をしている仲間から、たくさんの「ありがとう」やコメントが届き、仲間と交流しながら楽しくごみ拾いできます。ピリカのイベントページ「全国砂浜ムーブメント2021」にお申込みのうえご参加ください。今年は全国で200万個のごみを、海ごみとなる前に回収することを目指しています。

あなたのご参加を心よりお待ちしております。