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<高校生・大学生>KOTOWARI 会津サマースクール 参加者募集

福島県

【KOTOWARI会津サマースクール】

「若者による、若者のための環境教育を。最新のテクノロジーや政治的な合意によって、万が一、現在の気候変動や環境問題が解決されたとしても、人々のマインドセットが変わらなければ、テーマが変わるだけで、また同じことが起きる。真に持続可能な未来を作るためには、どのようなマインドセットが必要なのだろう?」

環境問題においては資源や生態系など様々な分野が独立して語られる現状がありますが、一人ひとりが自分を起点にして、その全てが一体自分にとって何を意味しているのかという意味づけが重要だと本サマースクールでは考えています。自分の立ち位置が腑に落ちた上で、参加者が自分自身で行動を選びとっていけるような気づきと学びを提供していきます。

アメリカのリベラルアーツ大学を卒業した主催者たちと、歌舞伎俳優の市川海老蔵氏の「NPO法人Earth&Human」が連携して本サマースクールを企画、運営しています。

[日時] 8月17日(火)~20日(金)※3泊4日
[場所] 会津山村道場
[集合] JR新白河駅 11:30集合
[内容] 地球の自然環境が「持続」していくために、何かアクションを起こす時間が残されている最後の世代が今の私たちだと言われています。現状への危機感は世界中の若者世代の間で広がっており、環境問題は最も優先順位が高く、今後も向き合い続けていかなければならない課題とされています。

経済成長を選ぶのか、環境危機を止めるのか?環境問題に向き合うときに社会が抱える矛盾は、特に現在の気候危機に際して著しいものとなっています。未来に関して三者三様の根拠や見立てがあるものの、誰も現時点で最適な答えは知りません。科学的にも社会的にも何が正解なのかは誰もわからない中、急速に変化していく自然環境と共に私たちは生きていかなくてはいけません。

そもそも、現在の私たちはどのように自然と交わっているのか?なぜ今のままの在り方を続けていくのが問題なのか?具体的な解決策を模索するのと同時に、これらの根本的な問いを考えていく理由には、環境問題は外側の出来事ながらも、また同時に人間の内側の問題だということがあります。自然環境とは人間の価値観や生き方の鏡でもあり、そこに生まれる問題はそのまま私たちの内面を映し出しているものです。

これまでの世代の人々が、何を求めて、どのように生きてきたのか。こうした人間の活動が、自然環境にどのように影響を与えていったのか。そして、未来の人々と社会、自然のために本当に「良い」こととは何か。私たちは、自然というものをどう捉え直していくべきなのか。
このような問いを深めていく中で、人と自然の関係を改めて問い直し、さまざまな価値観や感性、体験を持ち寄ってこれからの未来を創造するための議論を行う場を作りたい。そんな想いから生まれたのが「KOTOWARI会津サマースクール」です。

日本の志ある若者たちが一堂に集い、自分自身と自然環境について共に学び、考え、動いていく。若者による、若者のための環境教育プロジェクトがこの夏、始動します。

[対象] 高校生、大学生、大学院生
[定員] 15名(応募多数の場合は選考あり。コロナ感染拡大防止のため規模を縮小して開催いたします)
[参加費] 無料(協賛いただいた個人、団体のご支援により参加費は不要となっております。
※現地までの往復の交通費は参加者のご負担となります。
[申込み方法] 7月30日(金)までに、Webの「応募フォーム」よりお申込みください。
※応募フォーム:https://earthandhuman.net/services/kotowari-aizu/#
[問い合わせ先] E-mail:info@kotowari.co
[主催] KOTOWARI実行委員会
[協力] NPO法人Earth&Human
[協賛]自然素材の家(株)志木