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南極保全セミナー 「世界ペンギンデーに考える!南極の自然と日本の役割」

東京都

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極寒の地、南極。この地に1万種を超えるいきものが暮らしていること、人為的な影響をほとんど受けていない貴重な手つかずの自然が残されていること、ご存知ですか? 

今、南極は深刻な自然環境変化の危機に直面しています。乱獲・漁獲量の拡大と気候変動影響です。

ペンギン、アザラシなど映像で紹介されることの多い動物たちの餌となる オキアミやメロ(銀ムツ)などの漁獲量が拡大しており、その資源量低下による生態系への影響が危惧されています。

南極は世界中の海洋循環の要でもあり、その変化は地球上のすべての気候に予測困難な影響を与えると考えられています。

国際社会においては、その貴重な生態系をはぐくむ南極海域に「海洋保護区」を制定し、持続可能な地球環境保全に貢献しようという議論が続けられています。その成果として、2016年には南極海域のロス海に世界最大規模の海洋保護区が制定されました。現在は、東南極海域、南極半島、およびウェッデル海域における海洋保護区制定について議論が継続されています。

この議論には日本政府も参画しており、日本が貢献できる役割はたくさんあります。ペンギンを愛でる世界ペンギンデーに、ペンギンさんの「食糧保障」と私たちの「未来」について考えてみませんか?奮ってご参加ください!