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公開研究会「里山を保全する持続可能な仕組みづくりに向けて」

東京都

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■公開研究会「高齢化するボランティアだけでは守れない。ならば、どうする?
       ~里山を保全する持続可能な仕組みづくりに向けて」

 今日、都市近郊の里山(二次的自然)では、多くのボランティアが保全活動をおこなっています。これらの活動は、身近な自然を守ろうとする市民活動から始まったり、ボランティア養成講座等の行政支援によって生まれたりしていますが、いずれにしても、担い手の固定化・高齢化という問題を抱えています。この課題を解決するためには、里山を支える社会側の若返り、世代交代を図る必要があるでしょう。そして、市民、行政、企業、大学等が、それぞれの特長を活かしながら、里山を保全する持続可能な仕組みをつくることが求められています。
本研究会では、こうした問題意識に基づき、行政、NPO、研究者等が現状と課題を共有しつつ、これからの里山ガバナンスのあり方について考えます。登壇者による話題提供と質疑応答のほか、いくつかの論点についてディスカッションをおこないます。

日時:2016年10月30日(日) 13:15-16:45(開場13:00)
場所:永山公民館視聴覚室(多摩市永山1-5ベルブ永山4階、京王・小田急永山駅徒歩3分)
主な対象:里山保全と関わる自治体職員、NPO・市民団体のリーダー、研究者・学生など
定員:48名
参加費:500円(資料代)

話題提供者:
中川重年さん(元京都学園大学)
木俣 知大さん(国土緑化推進機構)
鹿住 貴之さん(NPO法人森づくりフォーラム)
藤田樹生さん(東京都)+石川郁夫さん(東京都環境公社)
松村正治(NPO法人 よこはま里山研究所(NORA))
山下詠子(恵泉女学園大学/Keisen_Univ)

タイムテーブル:
13:00 開場
13:15 開会・趣旨説明
13:25 話題提供
①「市民参加で里山を守り、活かすためには」 (中川さん)[30分]
②「全国の森づくり活動の現状と課題、今後の可能性」 (鹿住さん)[15分]
③「森づくり活動団体を支援するあり方」 (木俣さん)[15分]
④「東京都の緑地保全の取り組みと課題」 (藤田さん+石川さん)[15分]
 「東京都グリーンキャンパス・プログラムの取り組み」 (山下)[5分]
⑤「里山保全の担い手問題へのNPOとしての取り組み」 (松村)[10分]
15:05 パネルディスカッション
16:20 フロアとの質疑
16:45 閉会 ※懇親会会場へ

申込み:
下記URLの申込みフォームからお申込みください。
https://goo.gl/forms/FGUHaF2ipUIs870q2

もしくは、電子メールで、(1)~(5)をご記入の上、松村宛て(m-matsu@keisen.ac.jp)にお申し込みください。
(1) 氏名
(2) フリガナ
(3) 所属・肩書き
(4) メールアドレス
(5) 当日連絡の取れる電話番号
(6) 懇親会の出欠


主催:恵泉女学園大学研究プロジェクト「都市近郊の里山資源を活かした共生社会づくり」(研究代表者:松村正治)
共催:NPO法人よこはま里山研究所