勉強会「開発援助の役割と周辺住民への影響　～第三期チャシュマ右岸灌漑プロジェクト（パキスタン）から～」

スピーカー：ムシュタク・ガディ氏
（チャシュマ・プロジェクトに関するアジア開発銀行への異議申し立て提訴者／
MAUJ職員（パキスタンNGO））

昨年11月、「第三期チャシュマ右岸灌漑プロジェクト」によって被害を受けた住民たちが、アジア開発銀行（ADB）に対して異議申し立てを行いました。チャシュマ・プロジェクトは、日本が最大拠出国のひとつであるADBによって融資されているパキスタンの大規模灌漑プロジェクトであり、周辺住民の強制移転や、洪水
による死者の発生など、深刻な社会環境問題が報告されています。こうした被害がADBの政策違反によって起こったとして、ADBの異議申し立てプロセスが現在進
行中です。本勉強会では提訴者の一人であるガディ氏をお迎えして、チャシュマ・プロジェクトの問題点や現地の状況、今後の課題などを中心に、開発援助の役割と周辺住民への影響についてお話いただきます。

　主催：「環境・持続社会」研究センター（JACSES）

▼日時：2003年８月５日（火）18:30～
▼場所：環境パートナーシップオフィス（EPO） セミナールーム（EPO会議室）　
　〒150-0001東京都渋谷区神宮前5－53－67コスモス青山B2F
　TEL: 03－3406－5180　FAX: 03－3406－5064
　地図　http://www.geic.or.jp/geic/intro/access.html

　使用言語：英語（日本語通訳有り）
▼参加費：500円