イベント・セミナー

授業づくりサークル講座「わくわくする授業をつくろう!」

東京都

DEAR授業づくりサークルは、学校の授業のなかで、開発教育をすすめる方法を考え、経験交流を図ることを目的に活動しています。参加型の授業方法を駆使しながら、国内外の様々なテーマを、身近なところを切り口にして、子どもたち自身が学び合い、表現する授業づくりを皆さんと一緒に考えたいと思います。

参考:『世界と私と未来をつなぐ授業づくりガイド~開発教育・ESDを教室へ』(DEAR、2011)
http://www.dear.or.jp/book/book02_mirai.html

●日時
2016年3月13日(日)13時--17時
※定時開始にご協力ください。

●会場
富坂キリスト教センター1号館
(東京都文京区小石川/後楽園または春日駅徒歩7分)
http://www.dear.or.jp/contact.html

●参加費
一般1,000円、DEAR会員500円(当日受付でお支払いください)

●定員
30名(先着順、要事前申込)

●対象
先生、学生、内容に興味のある方はどなたでも参加できます!

●第一部 授業実践報告「大豆から見えてくる私と世界とのつながり」
大豆を素材に、小学校5年生を対象に社会科と総合的な学習の時間で授業を行いました。自分たちの育てた大豆の存在を核に、本当に知りたい!と思うテーマと出会い、友達と学びあう楽しさを実感していきました。大豆の自給率の低さを知ることを入り口に、農業のあり方、食の安全、外国とのつながり、環境問題へと学びが広がりました。さらにふんばってものづくりをしている豆腐屋さんに出会うことで、人の想いや願いを軸にした授業へと展開していきました。機関誌『開発教育』62号掲載の「大豆の学習―調べて、食べて、考えた」に刺激を受け、実施しました。

●第二部 学びの地図づくり
授業づくりサークルでは、授業づくりの全体像を示し、教師の思いや願いを可視化するための方法として「学びの地図」の作成に取り組んでいます。第二部では、すでに実践された授業と構想段階の授業の「学びの地図」の具体例を紹介するとともに、参加者の皆さんにも実際に「学びの地図」を作成していただき、共有・話し合う時間をもちます。この講座をきっかけに、あらたな開発教育の授業がうまれることを期待します!

●申込み方法
以下のページに掲載の申込みフォームよりお申し込みください。
http://www.dear.or.jp/getinvolved/e160313.html
もしくは、下記までお電話でお申込みください。

●主催・お問い合わせ先
NPO法人 開発教育協会(DEAR)
〒112-0002 東京都文京区小石川2-17-41富坂キリスト教センター2号館3階
TEL 03-5844-3630 FAX 03-3818-5940(平日10:00-18:00)
URL http://www.dear.or.jp/

●開発教育協会/DEARとは?
南北格差・環境・紛争・貧困など、地球上で起こっている諸問題はわたしたちの生活と無関係ではありません。開発教育とは「知り・考え・行動する」という視点でその解決に取り組んでいくための市民による教育活動です。開発教育協会は、国際協力NGOや国連関係団体、地域の市民団体など約50の民間団体と教員など約700名の個人で構成される教育NGOです。1982年に発足して以来、開発教育と呼ばれる国際理解や国際協力をテーマとした教材の発行(約30点)や、講師派遣(年間150回)、参加型学習の普及推進を行なっています。教材『ワークショップ版・世界がもし100人の村だったら』で国際人権教材アワード受賞(2004年)、教材『パーム油のはなし』で消費者教育教材資料表彰「優秀賞」受賞(2015年)。