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2015年度 環境問題講演会 「地球温暖化問題の最前線」 -国際社会の動向から身近なくらしまで-
東京都
開催日
2015年11月4日(水)
募集期間
2015年10月1日(木)~2015年10月30日(金)
投稿団体
URL
今年は以前にも増して、異常気象の多さが目立った年でした。4月初旬の雪、7月から8月にかけての猛暑、9月の集中豪雨による鬼怒川の決壊。これらすべての原因とは証明しづらいものの、地球温暖化が進むとこのような異常気象が増えるという予想どおりに、日本だけでなく世界各地で異常気象が増えています。
地球温暖化が科学者により指摘され、国際社会で取り上げら始めたのは1980年代。その後、温暖化への対処を目的として、気候変動枠組条約の下でさまざまな取り組みが進んでいます。しかし、温暖化抑制には、その原因となっている二酸化炭素などの温室効果ガス排出量を大幅に減らしていかなくてはなりません。
今年末にパリで開催される気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)では、2020年以降の新しい国際ルールとなる枠組みが合意される予定となっており、世界の注目が集まっています。最大の温室効果ガス排出国である米国と中国が、近年、積極的に排出削減策に乗り出し、世界の流れが加速しています。
本講演会では、地球温暖化問題に関して、国際的な合意形成や対策に関して調査・研究を重ね、教育活動、社会貢献を通じて発信されている国立研究開発法人国立環境研究所・亀山康子氏をお招きして開催します。環境保護に対する取組の一助としていただければ幸いです。
どなたでもご参加いただけますので、地球温暖化にご関心のある皆様、是非お気軽にご参加ください。
講 師 国立研究開発法人国立環境研究所
社会環境システム研究センター 持続可能社会システム研究室
室長 亀山 康子氏(講師紹介は後掲)
日 時 11月4日(水) 18:00 ~ 20:00
会 場 損保会館 会議室 千代田区神田淡路町2-9
*損保会館の正面玄関は、18:30 にシャッターが下りますのでご面倒でも通用門をご利用下さい。
*損保会館の入り口では入館チェックがあります。損保講座へお越しの際には、社員証または
本募集要項をご持参下さい。
*講演中の録音、録画は固くお断りいたします。
受 講 料 無料(本講演会はトーア再保険株式会社からのご寄付により開催します)
講演項目
1.地球温暖化とは?
2.温暖化への対処のための国際社会の動向
3.今年11月開催のCOP21で予想される合意
4.日本の温暖化対策の動向
5.わたしたちにできること
お申込について
(1) 申込〆切日:2015年 10月 30日(金)
*HPよりお申し込みください。
(2) お申込後の取消しについては、開講日の前日までに当研究所までご連絡下さい。
*連絡先:損保総研 教育研修部
e-mail:kyou-iku@sonposoken.or.jp /Tel.:03-3255-5512
(3) 開講の見合わせ、日程の変更等が生じた場合はご連絡いたします。
講師紹介
国立研究開発法人国立環境研究所
社会環境システム研究センター 持続可能社会システム研究室
室長 亀山 康子(かめやま やすこ)氏
略 歴
1990年 東京大学教養学部卒業
1990年 東京海上火災保険株式会社(当時)入社
1992年 環境庁国立環境研究所(当時)入所
1999-2000年 米国メリーランド州立大学に在外研究
2006年 東京大学大学院新領域創成科学研究科 客員准教授 併任
2011年- 東京大学大学院新領域創成科学研究科 客員教授 併任
主要著書
亀山康子(2010)『新・地球環境政策』昭和堂。
亀山康子・高村ゆかり編(2011)『気候変動と国際協調―京都議定書と多国間協調の行方』慈学社。
大沼あゆみ・亀山康子・新澤秀則・鷲田豊明編集(2015)シリーズ環境政策の新地平全8巻、岩波書店。
受賞歴
計画行政学会奨励賞(1994年)
環境科学会論文賞(1998年)
日本社会情報学会大学院学位論文賞(1999年)
所属学会
環境経済・政策学会、環境科学会、日本国際政治学会、日本計画行政学会