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モンゴルにおけるゾド(気象災害)に向けた早期適応システムの開発

東京都

●タイトル
モンゴルにおける異常気象ゾドに向けた早期適応システムの開発

●話題提供
大場 章弘 氏

●要旨
 モンゴルは気候変動の影響で、ゾドと呼ばれる大雪害や冷温などの異常気象による家畜の大量死がもたらされている。ゾドによる気候変動リスクを低減するためには早期適応指示が届く仕組みが末端行政区域である町村(ソム)スケールで求められている。草地生態系や家畜の生産基盤である遊牧社会を形成する要因の違いによって被害の大きさは異なるため、早期適応指示の内容を町村ごとに設定することが重要である。本プロジェクトでは遊牧民や町村行政が適応できる仕組み作りに向けて、町村レベルのゾド被害量の要因を明らかにし、リスク低減に寄与する情報を携帯電話でソム行政および遊牧民に伝えるための早期適応指示システムを構築し、現在複数のソムで実験している。本発表では当プロジェクトのこれまでの成果と今後の展望について紹介する。

●日時
 3月22日(日) 14:00~16:00

●会場
 環境情報学習センター 2F研修室
 (エコギャラリー新宿)

●参加費
 500円(ただし,GCN会員は無料)

●申し込み・問い合わせ先
 地域自然情報ネットワーク事務局(担当:梶並)
 E-Mail:gcnken@gmail.com
申し込みの際は①名前,②所属,③連絡先メールアドレス,④会員種別 をお知らせください。
なお、会場(エコギャラリー新宿)の詳細は以下です。
http://www.shinjuku-ecocenter.jp/facilities/access.html
〒160-0023 東京都新宿区西新宿2-11-4 新宿中央公園内
TEL 03-3348-6277

なお,当会GCNにつきましては,以下HPをご覧下さい。
http://www.geo-eco.net/index.html