イベント・セミナー

植物研究会・公開講演会

新潟県

■講演会テーマ「伝統園芸植物の保全とナショナルコレクション」
「江戸が育てた桜草、科学の目で見たサクラソウ園芸史」
 大澤 良(筑波大学生命環境系教授)
「古典園芸植物の花菖蒲、その起源となったノハナショウブの文化財、遺伝資源としての保存」
 田淵俊人(玉川大学農学部教授)
「世界に誇る日本のツツジ 遺伝資源の評価と活用」
 小林伸雄(島根大学教授)
「園芸植物を守る ナショナルコレクションの構築を目指して」
 倉重祐二(新潟県立植物園)
 
 日本独自の文化が発展した江戸時代、人々は野山に生える植物を改良し、世界にも類を見ない多様な園芸品種をつくりだしました。これらの植物は国内のみならず、世界各地に広まり、現在においても人々の生活に楽しみと潤いを与えています。しかし、その起源や多様化の過程はほとんど知られていないのが現状です。
 今回の研究会では、第一線で活躍する伝統園芸植物の研究者をお招きし、江戸時代の園芸を代表する桜草、花菖蒲、ツツジについて、DNA研究等にもとづいた最新の科学で起源や形質の多様化の秘密に迫ります。また、貴重な園芸植物を保全するための日本植物園協会の保全ネットワーク(ナショナルコレクション構想)の取り組みを紹介します。

■期日 平成26年10月16日(13:00-16:45)受付は12:30~
■会場 新潟県立植物園(新潟県新潟市秋葉区金津186)
※参加申込方法については新潟県立植物園までお問い合わせください。
新潟県立植物園(担当:渡辺・村田)
Tel. 0250-24-6465 Fax 0250-24-6410
E-mail botanical@greenery-niigata.or.jp