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国際生物多様性の日シンポジウム「つながりと個性を活かした 自然と共生する島づくり」

東京都

5月22日の国際生物多様性の日を記念して、国連大学でシンポジウムを開催します。毎年、国際生物多様性の日には、世界中で生物多様性保全のメッセージを伝えるイベントが行われています。今年の国際テーマは「島の生物多様性」です。
日本は多くの島嶼からなる島国です。その島々は、固有の動植物など豊かな生物多様性を有し、自然の仕組みを活かした多様な社会システムや文化を育んできました。また、海流にのって動く生きものや空を渡る鳥などを通じて、それぞれの自然が「つながり」を持ち、島と島の間を人や文化が伝搬することにより、島の多様性、すなわち島々の「個性」を支えてきました。

そうした生物や文化の多様性は、島の魅力や適応力(レジリエンス)を向上させるとともに、観光、農林水産業等の基盤となり、防災・減災にも資する自然の恵み(生態系サービス)を提供することにより、島の活性化に貢献してきました。三陸復興国立公園においても、森・里・川・海のつながりを大切にすることを重要な理念の一つとしており、地域のつながりや個性が生み出した、豊かな自然、そしてそれを活かした社会・文化が大きな魅力となっています。

本シンポジウムでは、島国ならではの多様な個性とつながりをどのように活かすことができるのか、また、それをどのように持続可能な島づくりにつなげることができるのかについて議論します。

【 日時 】 平成26年5月22日(木)14:00-17:00
【 場所 】 国連大学エリザベス・ローズ・ホール
【 主催 】 環境省、国連大学サステイナビリティ高等研究所、地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)
【 協力 】 国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)
【 申込 】 本シンポジウムに参加ご希望の方は、ホームページからお申し込みください。定員150名になり次第締め切らせていただきます。