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エクアドルの先住民族と資源開発の現状〜コミュニティづくりと開発問題〜
東京都
開催日
2013年10月21日(月)
募集期間
2013年10月21日(月)
投稿団体
URL
会場:東京ウィメンズプラザ第一会議室B
地下鉄「表参道駅」B2出口より徒歩約7分、JR渋谷駅より徒歩約12分
http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/contents/map.html
お話:和田彩子(エクアドル在住)
エクトル・フローレス(キチュア民族)
南米大陸の太平洋側に位置する赤道直下のエクアドルは、世界でも有数の生物多様性を誇る地域です。また、石油や銅などの自然資源も豊富です。2008年に改正されたエクアドル新憲法では、自然の権利が謳われ、多様性と調和に基づく自然と人間の共存の実現を図る「よき生き方(sumak kawsay)」が掲げられています。
ラファエル・コレア大統領は、2007年、アマゾン川源流域のヤスニ国立公園内の油田開発をやめる代わりに、石油収入で得られる利益の半分を国際社会に要請してヤスニ基金を募り、森林保全をめざすというヤスニITTイニシアティブを提案しました。しかし、2013年8月、基金が集まらなかったとしてイニシアティブを断念し、石油開発を再開すると発表しました。
ヤスニITTイニシアティブは、気候変動対策、生物多様性の保全、ヤスニ地区に住む先住民族の生活と権利を守ることなどを掲げ、新しい森の守り方として世界中が注目していたプロジェクトです。また、反対運動によって中止になっていたインタグの鉱山開発を進める動きも出ています。
開発問題のホットな話題をはじめ、コミュニティづくりにもかかわっているおふたりからエクアドルの“今”をお話ししていただきます。奮ってご参加ください。
【参加費】1000円(資料代含む)
※申込不要。どなたでも参加できます。
<講師プロフィール>
●和田彩子
1975年生まれ。ナマケモノ倶楽部および(株)ウィンドファーム エクアドルスタッフ。1999年2月、第1回エクアドルツアーに参加、2002年より長期滞在。パートナーのエクトルさんと有機農園クリキンディを営みながら、自給的な暮らしに取り組む。
●エクトル・フローレス
1982年、エクアドル、コタカチ郡生まれ。キチュア民族。幼少の頃から職を転々とする。エクアドルの有機農業実践者たちとの出会いを機に有機農業に取り組む。農作業の合間にコンポストトイレ、非電化冷蔵庫、非電化洗濯機、ソーラーフードドライヤーなどを製作。この夏、ストローベイルハウスが完成したばかり。
共催:先住民族の10年市民連絡会、ナマケモノ倶楽部