イベント・セミナー

氷川ダムかき殻まつり

熊本県

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趣 旨
当会は11年間、川に流れ込むごみや、生活排水の多さが自然界に与える悪影響を学ぶ事を目的に、「牡蠣殻を使用した河川水質浄化活動」を進めてきた。その新聞報道記事を読んだ熊本県氷川ダム管理所からの申し入れにより、地域に開かれたダム管理として泳げるダム~水環境の保全・改善を目指し、昨年度から官学民産の共同企画による「牡蠣殻を使用した水質浄化作戦」を実施した。
今年度も引き続き水質浄化活動を地域の方々と実施し、地域住民に水環境の重要性を意識してもらうために、かき殻とダム湖周辺の竹を炭にしたものを投与し、河川保全の意識を高める。また、河川や水辺の安全利用・水難事故防止、さらに洪水等の水災害に関わる防災教育に関する啓発や水難処置法を学び、このイベントの開催を通じての人材育成を目指す。尚、当日の午後は現地で色々なプログラムの環境学習会を行う企画である。
企画内容
【その1】 平成25年6月9日(日)9:00~15:00
(1)「牡蠣殻を使用したダム湖の水質浄化大作戦」の開催
〈2〉ふれあいセンターいずみに於いて、土石流の災害や、水難事故の対策を学ぶことを目的とした防災・救済の勉強会を行う。また、市内の高校・高専・大学・団体・企業の日頃の環境への取り組み等の展示セッションや、発表の場を設けることで、参加者の環境意識を高める。
昼食時は 地元住民による郷土料理の食バザーや郷土の伝承文化を紹介することで、青少年と地域住民の世代間交流を図り、郷土への関心を高め自然を愛する心を育てる。
【その2】ダム湖の水質検査を基に、河川環境教育の場を確立し、現地での実験・学習会を開催する。その1:間伐竹の炭焼き その2:野鳥観察会