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環境理解セミナー「熱帯雨林を考える!」 マレーシア・ボルネオ島における地域住民参加による熱帯雨林再生活動

東京都

天然資源の供給地として私たちの暮らしと深い関係があるボルネオ島では、日本の政府・民間協力により、様々な自然保護活動が行われています。社団法人日本マレーシア協会においても、ボルネオ島・サラワク州において、かつて伐採が行われた二次林での在来種の植林及び保育などの熱帯雨林再生活動を1995年から実施しています。
今後、持続的な保全活動を行っていくためには、地域住民が参加し、保全と森林利用を同時に行うことのできる環境保全型農業のシステム導入や、「持続発展教育(ESD)」の推進による人材育成や交流の促進が課題となっています。
ボルネオ島における取り組みの実例をご報告し、情報の共有並びに意見交換をする場として本セミナーを開催致しますので、お気軽にご参加ください。

●日時:平成24年11月17日(土) 14時~16時30分
●会場:地球環境パートナーシッププラザ セミナーホール
●プログラム(予定)
 報告1(14:00~14:40)
 「マレーシア・サラワク州における熱帯雨林再生活動の経緯と現状」
    報告者:新井卓治(社団法人日本マレーシア協会専務理事)
 「新たな取り組みの背景(地域住民参加、ESDの可能性検証の経緯など)」
    報告者:森嶋彰(社団法人日本マレーシア協会相談役・広島修道大学名誉教授)
 報告2(14:40~14:55)
 「日本とマレーシアの持続発展教育(ESD)の可能性の検証」
    報告者:小倉亜紗美(広島大学国際センター研究員) 
 報告3(14:55~15:10) 
 「ボルネオ島サバ州における湿地保全と環境教育」
    報告者:村上正剛(京都大学アジア・アフリカ地域研究科研究員・元青年海外協力隊員)
 報告4(15:15~15:45)
 「エコツアーの視点から見たマレーシア」
    報告者:高野千鶴(日本エコツーリズム協会事務局)
 「現地で考えた開発と環境のあり方」
    報告者:荒殿美香(元NGOインターン) 
 意見交換(15:45~16:30)
 「熱帯雨林へ向けた様々な国際協力の在り方について」
  *報告者と参加者の皆さんで

参加無料:メールにてお名前・ご所属・ご参加人数をご連絡ください。
taku-arai@jma-wawasan.com

主催:社団法人日本マレーシア協会
助成:独立行政法人環境再生保全機構 地球環境基金部