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第12回 ESDカフェ 生物多様性×ESD編 Bt. Brinjal: 政府・NGO・農民間の対話にみるESD

東京都

第12回 ESDカフェ Bt. Brinjal: 政府・NGO・農民間の対話にみるESD <10/11/15>

ESDカフェ その12


生物多様性×ESD編
Bt. Brinjal: 政府・NGO・農民間の対話にみるESD
インドにおける遺伝子組み換えのナスの導入をめぐって

昨年、インド政府によって遺伝子組み換え(GMO)のナスをアメリカのアグロビジネス企業から導入することが計画されました。GMOナス導入をめぐり、政府とNGO、農民が激しく対立しました。

インド環境教育センター(CEE)では、これら関係者の対話の場を作り、GMOナスの導入についてのそれぞれの意見を引き出していきました。その結果、GMOのナスの導入案は廃止になりました。
 「この合意形成のプロセスは、関係者にとっての学びのプロセスであり、まさにESDだった」と語る、ラメッシュさん。今回のESDカフェでは、ラメッシュさんをお迎えして、GMOナス導入における対話の様子を伺い、一体どういった点がESDなのかについてお話を伺います。

# 日時
2010年12月13日(月)  17:30~20:30

# 場所:立教大学池袋キャンパス12号館第2会議室
立教大学までのアクセス地図は、
http://www.rikkyo.ac.jp/access/pmap/_asset/pdf/ike_root.pdf
キャンパス内地図は、
http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/_asset/pdf/campus.pdf

# 参加費:500円

# ゲスト
インド環境教育センター(CEE)
プログラム・コーディネーター
ラメッシュ・サヴァリア氏

# 参加申し込み
<あて先>cafe@esd-j.org
<件名>「EDSカフェ申し込み」としてください
<記入内容>
 1)お名前
 2)ご所属(会社、団体、学校など)
 3)メールアドレス(または電話番号)
 4)会員区分(一般、ESD-J会員、学生)

# インド環境教育センター(CEE)とは
インド環境教育センター(Centre for Environment Education: CEE)は、政府と非政府機関によるパートナーシップを通して、開発及び環境活動における環境教育を強化するため、1984年設立されました。CEEは、自然と天然資源の保全及び持続可能な利用における行動を促進し、環境及び開発問題への人々の意識と理解を高め、より良い環境と生活の質をもたらすことを目的とした活動を実施しています。地域、地方、国、国際レベルの組織と連携し、プログラムの実施や教育教材の開発のほか、デモプロジェクトや環境教育及び ESD分野でのトレーニングを実施しています。インド全土に渡る40の支部で、400人以上のスタッフが、多様な専門分野と経験を持ち合わせて活動を展開しています。CEEウェブサイト
http://www.ceeindia.org/cee/index.htm 

# ラメッシュ・サヴァリア氏 プロフィール

1971年生。インド、グジャラート州の田舎で生まれ育つ。英国グラスゴーのストラスクライド大学、森林科学科及び環境教育修士を卒業。1994年よりインド環境教育の中核的拠点CEEのプログラムコーディネーターとして従事。持続可能な地域開発、参加型資源管理、災害管理、エコ起業家育成、持続可能な生活様式、生物多様性に関する教育と保全、持続可能な農業と畜産、水管理、衛生管理など多岐にわたる開発分野で精力的に活動を進めている。また、開発、コミュニケーション教材や、マイクロファイナンスにおえる生計型ファイナンスへと導く教育の役割などについての執筆もする。

ESDカフェ12チラシは、
http://www.esd-j.org/j/event/pc/getdoc.php/?path=/item/201-231&type=application/pdf
です。
今回のESDカフェは、平成22年の地球環境基金の助成を受けて実施しています。