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アサヒビール環境文化講座

東京都

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中村桂子 (生命誌研究者、JT生命誌研究館館長)
「生命と水の時代のはじまり

生きものにとって水は大事だと言われますが、むしろ水があったからこそ生き
ものが生まれたのです。水あっての生きもの。もちろん人間も生きものです。20世紀
の科学技術文明は「機械と火」の時代であり、一見、快適さ、便利さを手にしたかの
ように見えました。ところが、その結果、「生命と水」が危機に瀕しています。「生
命と水」を生かした真の意味での快い暮らしを取り戻すにはどうすればよいか?最近
の研究で明らかになった生きものの性質を理解したうえで、生きものである私たち自
身が持つ「生き物としての感覚」を使い総合的な知をつくりあげることが大切です。
そのために中村さんは「生命誌」を始めました。「生命誌」は生きものと機械は異な
り歴史的な存在だということを基本に生きものの多様性を大事にする「生きもの理
解」です。生命誌とそこから分かってきたことを基礎に社会づくりをすることについ
て伺います。

定員150名(抽選)
詳しくはHPへ