
活動分野
循環型社会の構築、持続可能な地域づくり
活動理念
21世紀の新しい循環型社会を創造、構築する
概要
93年、当時代表染谷氏が所属していた関連会社の染谷商店で、世界初の廃食由(植物油)をディーゼル燃料化するという『VDF(ベジタブル・ディーゼル・フューエル)』を開発。
97年、循環型社会の構築を担う㈱ユーズを設立。「TOKYO油田2017」をはじめとするさまざまなプロジェクトを企画・運営し、使用済み油を通じた資源の循環型社会実現を目指している。
ソーシャルビジネス 活動実績
- TOKYO油田2017(2007年~)
設立10周年を迎えた07年、2017年までに東京で排出されるすべての使用済み食用油をエコ資源に再生する仕組み作り[TOKYO油田2017]プロジェクトを立ち上げ、循環型社会に資する事業展開を行っている。
家庭から捨てられている使用済み天ぷら油は、年間20万キロリットルにも上ると言われ、ユーズではこれらの油を回収して、二酸化炭素を増やさないエコ燃料「VDF」やキャンドル、石けんなどのエコ資源にリサイクルしている。使用済み油は、直接送ってもらう方法、回収車で引き取る方法、地域の回収ステーションに届けてもらう方法があり、回収ステーションは都内23区を中心に130件以上に及ぶ。 - 今後の展開 -資源循環型社会実現に向けて-
- アースデイ東京 実行委員
毎年代々木公園で開催されている【アースデイ東京】に実行委員として参加(2011年は4月開催)。「天ぷら油リサイクル発電大作戦」を主導し、アースデイで使用する田(電)力を、回収した使用済み天ぷら油を加工した東京油田力のVDFで供給する。2011人からの2011リットルの使用済み天ぷら油回収を目標に掲げている。 - 100万人のキャンドルナイト
毎年6月に各地で開催される「100万人のキャンドルナイト」では、使用済み天ぷら油を使用したリサイクルキャンドルのワークショップなどを開催。ワークショップで作ったキャンドルに火を灯し、キャンドルナイトを実現する。 - オール油田化計画 (2011年4月~)
市民、企業、大学、地域を巻き込んだ日本全体規模での油田発掘計画。- キャンパス油田プロジェクト
首都圏の大学の学生有志でつくる「エコ学園祭ネットワーク」に協賛し、今年の秋の学園祭シーズンに向け、模擬店などから出た使用済み食用油をBDFに再利用するキャンペーン「キャンパス油田2011」を展開する。 - ご当地油田プロジェクト
(株)ユーズが培ってきた回収ステーションの設置や、循環型社会実現に向けた普及啓発のノウハウを、地域に密着した企業や団体などへ提供するパッケージ。
既に「横濱油田」、「みたか油田」など10地域で展開されている。使用済み天ぷら油がまちの“潤滑油”となり広がっていく。
- キャンパス油田プロジェクト
- アースデイ東京 実行委員
基本情報
代 表 | 染谷 ゆみ |
所 在 地 | 〒103-0004 東京都中央区東日本橋3-9-12 Jビル4階 東日本橋office |
連 絡 先 | TEL:03-3613-1615 |
URL | http://tokyoyuden.jp/ |
設 立 | 1997年3月 |
スタッフ数 | 9名+東京油田力発掘パートナーのみなさん |
会 員 数 | なし |
年間収入 | 非公開 |