里山ミライ拠点化計画 連続トークセッションについて
気候変動による異常気象、未知のウイルスとの遭遇など、年々私たちのくらしを脅かす脅威が増え続けています。それに加えて、日本においては、少子高齢化による人口減少という、避けることのできない現象が、各地域の様々な悩みを引き起こしています。
特に、過去数十年の社会の動向は、人々の暮らしの軸足を、地方から都市部へと移すことを促進しました。その結果として、多くの中山間地が過疎化し、“限界集落”と呼ばれる集落がそのうちの3割以上を占める状況に陥っています。そのほとんどが、里山と呼ばれる、自然資源の豊かな地域です。
一方で、開発が進められてきた都市近郊にも、人々の身近な自然として里山は残されています。その多くは、地方自治体やボランティア団体により、なんとか維持されていますが、ボランティア活動の担い手の高齢化、資金不足等から、持続的な維持に課題を抱えています。コロナ禍において、都市近郊の地方への移住が促進されている中、これらの里山が持つ価値が見直され、新たな活用方法の模索も始められているところです。
私たちの暮らしは、どんなに形を変えたとしても、こうした森里川海のめぐみの上に成り立っています。国や地域を、一つのバイオリージョンとしてとらえた時に、私たちは今このめぐみとどう向き合うべきか、そしてこのめぐみをどのようにつないでいくのか、里山をミライの拠点にするには?ということを、里山の未来に希望を抱くキーパーソンによる、いくつかの事例から考えていきたいと思います。
第1回テーマ;限界“突破”集落のつくり方
第2回テーマ;新・里山時代の幕開け
第1回「限界"突破"集落の作り方」
第1回は、中山間地エリアの里山をフィールドに関わるゲストをお呼びして、それぞれの取り組み、想いをご紹介いただき、限界集落の"限界"を超えていくヒントを一緒に探っていきます。
【ゲスト】
足立知彦氏/元・南魚沼市地域おこし協力隊・浦佐地域づくり協議会 フットパス担当
保坂幸徳氏/株式会社アットホームサポータズ
藤本亜子氏/一般社団法人Earth company
佐々木真二郎/環境省 大臣官房 環境計画課 企画調査室 室長
※第2回企画中 coming soon.
開催概要
〇日時:令和3年1月21日(木)19:00~21:00
〇方法:オンライン開催(Zoom)
〇定員:30名
〇参加費:無料
〇協力:環境省関東地方環境事務所
プログラム
1.開会・趣旨説明
2.レクチャー・話題提供
「里山未来拠点形成事業について 第1章~里山の今~」
環境省 大臣官房 環境計画課 企画調査室 室長 佐々木真二郎
3.リレートーク・事例紹介
・足立知彦氏/元・南魚沼市地域おこし協力隊・浦佐地域づくり協議会 フットパス担当
・保坂幸徳氏/株式会社アットホームサポータズ
・藤本亜子氏/一般社団法人Earth company
-それぞれが“里山”(≒限界集落)と関わった背景
-いま何を思っているか/何に取り組んでいるか
-私の思う、“里山”の未来はこうだ!
4.クロストーク 「里山をミライの拠点にするために」
登壇者;佐々木室長、藤本氏、足立氏、保坂氏/モデレーター;関東EPO高橋
5.終了
お申込み
以下アドレスに、必要事項を記入の上、メールにてお申込みください。
▶宛先:kanto-epo[★]geoc.jp
※[★]を@に直して送信をお願いします。
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お問い合わせ
関東地方環境パートナーシップオフィス(関東EPO)
TEL:03-3406-5180
担当:高橋、島田