書籍案内

書 名 機関誌『開発教育』68号「沖縄における開発教育」
投稿団体 開発教育協会
価格 2,000円
著名・編集者 開発教育協会(DEAR)
発行者 開発教育協会(DEAR)
出版社
注文先電話 03-5844-3630
発行年月日 2022年02月10日
ISBNコード 978-4-87773-068-0
サイズ タテ257cm×ヨコ182cm
ページ数 150
入手 団体に直接注文  
紹介文 開発教育協会/DEARでは、この2月に機関誌『開発教育』の最新号を発行しました。
今号のテーマは「沖縄における開発教育」です。

沖縄は、第二次世界大戦時に国内最大の地上戦を経験し、多くの命が犠牲になりました。
現在も在日米軍専用施設面積の7割が集中し、大きな負担を強いられています。
琉球王国という独自の文化や言語を育んできた沖縄が、アメリカや日本によって支配、翻弄されてきた歴史、
そして基地の問題をめぐり、現在もあらゆる搾取や分断をもたらしています。
その構造を、私たちも含めた日本社会は容認しているといえるでしょう。

本特集は、沖縄における開発課題の現状や背景を知り、開発教育の実践を深く理解するとともに、
日本の他の地域における開発課題や開発教育を改めて考える視座となることを願い、
総論と3つの実践原稿およびd-lab2020(第38回全研)の全体会・分科会報告を掲載しています。

さらに、d-lab2021報告(第39回全研)、会員からの研究論文や活動報告の投稿、オピニオンも掲載しています。

機関誌はDEAR設立の1982年から毎年発行されており、開発教育の歩みや歴史を知る資料としても活用されています。

本書が今後の更なる開発教育の議論や実践、活動につながることを期待しています。
ぜひご覧いただき、ご意見やご感想をお送りいただけますと幸いです。

▼概要
・発行:開発教育協会/DEAR
・2022年2月10日発行、B5判150頁
・価格:一般2,000円+税(2,200円)、会員1,600円+税(1,760円)
※DEAR会員の方には3月上旬に1部無料でお届けします。

▼もくじ
1)特集「沖縄における開発教育」
・特集にあたって
<総論>
・開発教育を通して沖縄の社会課題に向き合う20年の歩み―沖縄移民教材を中心として(玉城直美)
<d-lab2020(第38回全研)報告>
・全体報告、プログラム、開会挨拶ほか
・全体会:「ぬちどぅ宝」を育む学び
・分科会1:世界のウチナーンチュ!
・分科会2:伊江島・土地闘争の非暴力の闘い方から、現代の私たちは何を学べるか
・分科会3:SDGsに教育でどう取り組むのか?
・分科会4:多文化共生って何だろう?!
・分科会5:沖縄の自然と観光開発
・分科会6:地域ですすめるSDGs~沖縄、北海道、関西から
<実践編>
・フォトランゲージで学ぶ「ひめゆり」の戦争体験-ひめゆり平和祈念資料館の実践(古賀徳子)
・蚊媒介性感染症対策におけるシチズンサイエンスの実践と可能性(斉藤美加)
・ワークショップで学ぶ沖縄戦-「人」や「暮らし」に迫るための教材開発の試み(北上田源、吉田直子)

2)d-lab2021(第39回全研)報告
・全体報告、プログラム
・全体会:この政治をつくっているのは、わたしたち?
・分科会1:ジェンダーと開発教育
・分科会2:SDGsの授業づくり
・分科会3:自然を次世代に受け継ぐには?
・分科会4:SDGsと教育を考える:貧困・格差編
・分科会5:ファッションを豊かにサステナブルに
・分科会6:人々の暮らしから見るパレスチナの今

3)投稿論文
・日本における公害反対住民運動を支えた教育活動(栗本知子)

4)活動報告
・映像を活用した「総合的な学習の時間」の授業案の作成と実践(安田誠)
・高校・総合的な探求の時間の課題研究における実践事例(長尾芙美)

5)オピニオン
・「パンデミックについて語りました」

▼訂正のお詫び
69号投稿のご案内(146頁)の査読・編集日程に一部誤りがありました。
お詫びして訂正いたします。正しくは、以下のウェブサイトをご覧ください。
http://www.dear.or.jp/books/2502/

▼お問合せ・ご購入申込
認定特定非営利活動法人 開発教育協会/DEAR
Tel: 03-5844-3630 Fax: 03-3818-5940
〒112-0002 東京都文京区小石川2-17-41TCC2号館3階
http://www.dear.or.jp/books/482/
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※本体価格のほか送料・手数料がかかります(1冊の場合税込550円)