書 名 | 身近な水の環境科学 | |
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投稿団体 | 環境修復保全機構 | |
価格 | 1,500円 | |
著名・編集者 | 安富六郎、土器屋由紀子、楊宗興、三原真智人 | |
発行者 | 環境修復保全機構 | |
出版社 | 有限会社創文 | |
注文先電話 | 042-736-8972 | |
発行年月日 | 2004年04月02日 | |
ISBNコード | 4-916174-02-X | |
サイズ | タテ21cm×ヨコ15cm | |
ページ数 | 106 | |
入手 | ||
紹介文 |
さまざまな環境問題が取り沙汰される中で、水環境問題について感心を持つ人は多い。それは水が人間を含む全ての生物にとって欠かせないものだからである。その水が汚れているとなれば、水環境を修復・保全する動きへと流れていくのは当然であろう。しかし、実際何が問題で、どうすれば水はきれいになるのか、しっかりと理解できている人はどのぐらいいるのだろうか。 この本では、酸性雨や都市化、森林伐採による地下水への窒素流出、土壌侵食の話に触れて、それらが水質と密接な関係にあるということが、専門家以外の人が読んでも十分理解できるように、易しく述べられている。水質汚濁のメカニズムなど専門的な内容まで理解するのは、やはり研究者や専門家でないと難しい。かといって研究者や専門家だけが分かっていても、その知識は十分に活かしきれない。研究で得られた成果を一般の市民に伝え、市民運動などの場で実際に使うことによって研究は活きてくる。このような本が、難しい研究と一般の市民とを繋ぐ架け橋となり、市民活動に大きく貢献するのだと思う。 多くの人にとって、この本を読むことが身近な水に関心を持つ良いきっかけになるだろう。(会員の書評より) |