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琵琶湖研究シンポジウム「今、北湖の湖底で何がおこっているか?」

滋賀県

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琵琶湖の水質は横ばい状態が続いているが、北湖深底部では、湖の富栄養化および地球温暖化による水温上昇にともない、年最低溶存酸素濃度が減少するなど、徐々にではあるが大きな変化が生じつつある。近年、深底部の生物群集にも、硫黄酸化細菌チオプローカの出現や沿岸性や河川性動物の侵入など、これまでみられなかった現象がみられるようになった。本シンポジウムでは、琵琶湖北湖の深底部の生態系環境変化と将来予測について客観的、科学的な検証を加えていきたいと考えている。