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ESTフォーラム「持続可能な都市・交通システムへの挑戦~環境と両立するまちづくりのために」

北海道

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 私たちの生活になくてはならない交通。しかし、近年、公共交通機関や自転車などにくらべて自動車の割合が非常に大きくなり、さまざまな影響が問題視されています。地球温暖化防止の取り組みが叫ばれるなか、私たちは交通の利便性を向上させながら、どのようなまちづくりを行っていけばよいのでしょうか。ぜひご一緒に考えませんか?

● 第1回 「持続可能な都市・交通システム」
 都市の持続的な発展と交通システムについて、基本的な考え方や事例を学びます。また、現在行われている札幌市での取り組みを紹介し、今後の札幌が歩む道を探ります。
[日時] 平成17年11月29日(火) 18:30~20:30
[場所] 札幌市環境プラザ環境研修室(札幌市北区北8条西3丁目 エルプラザ内2階)
[演題・講師]
*「持続可能な都市・交通システムとは何か」
 原田 昇氏(東京大学工学系研究科教授)
*「札幌市の取り組み、そしてこれから」
 城戸 寛氏(札幌市市民まちづくり局都心交通担当課長)

● 第2回 「自動車のワイズユース」
 自動車交通の負荷を学ぶとともに、「まちづくり」と「交通部門の温暖化対策」の両立について考えます。また、地域活性化と環境対策の両立に向けた交通イベントとして欧米を中心に急速に拡大している世界カーフリーデーやモビリティウィーク等の取り組みを紹介し、日本での取り組み状況や可能性を学びます。
[日時] 平成17年12月3日(土) 13:30~15:30
[場所]北海道環境サポートセンター(札幌市北区北7条西5丁目5番札幌千代田ビル1階)
[演題・講師]
*「自動車のワイズユース―CO2排出量から交通を考える」
 上岡 直見氏(環境自治体会議環境政策研究所主任研究員)
*「ヨーロッパの交通政策とカーフリーデー」
 望月 真一氏((株)アトリエUDI都市設計研究所 代表取締役・ヨーロッパカーフリーデー日本担当ナショナルコーディネーター)

● 第3回 「新しい交通システムへの挑戦」
 温暖化対策として有用または可能性のある国内のさまざまな取組事例を聞き、札幌での今後の取り組みにどう活かしていくべきかを考えます。個別の事例発表のあと、パネルディスカッションを予定しています。
[日時]平成17年12月12日(月) 18:00~21:00
[場所]北海道環境サポートセンター
[演題・講師]
*「自転車市民権の確立に向けて―エコサイクル・マイレージの取り組みから」
 小林 成基氏((財)社会経済生産性本部・自転車活用推進研究会)
*「LRTの活用と都市の活性化―市民が支えた福井市と高岡市の取り組みから」
 清水 省吾氏(ふくい路面電車とまちづくりの会)
*「なごや交通戦略―大都市におけるTDM(交通需要マネジメント)の挑戦」
 浅井 慶一郎氏(名古屋市総務局総合調整部交通政策室長)
*「トランジットマイル―商店街が取り組む交通環境改善」
 比嘉 司氏(那覇市国際通り商店街振興組合連合会常務理事)

※ 上記共通して
[入場料] 無料
[定 員] 各回100名
[主 催] 財団法人北海道環境財団
[後 援] 北海道開発局、北海道運輸局、北海道、札幌市、社団法人札幌地区トラック協会、社団法人札幌ハイヤー協会、社団法人北海道バス協会
[申込・問合せ]
お申し込みはお電話かFAXでお願いいたします。
・財団法人北海道環境財団 011-707-7011(月~金・祝日除く)
・北海道環境サポートセンター 011-707-9025(火~日・祝日除く)
FAX番号共通 011-707-7770(FAXでお申し込みの方は、ご希望の回、氏名、連絡先電話番号、ご所属を明記の上、送信してください。)
※ このフォーラムは、環境省のESTモデル事業の一環として開催されます。