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2/5(土)社会教育・成人教育の課題と展望 おとな・ユースの学びを取り残さない

全国

2022年6月にモロッコで第7回ユネスコ国際成人教育会議が開催予定です。

これは、12年に一度開催される、成人教育に関する貴重な国際会議となります。これまでの会議の成果文書では、全ての人に対して個人をエンパワーする学習保障
と、持続可能な社会構築を推進するための理念や具体策が記されてきました。

また、2015年の国連総会で採択されたSDGsの教育目標である、SDGsの目標4(質の高い教育を全ての人に)達成において、成人教育の推進は不可欠です。しかし、世界でも日本でも教育施策における成人教育への比重は決して高いとは言えません。

本イベントでは、第7回会議に向けて、日本の成人教育への関心喚起を目的とし、第7回会議の趣旨や、その鍵となる2015年にユネスコ総会採択された、「成人学習・教育に関する勧告(通称:2015年勧告)」の理解共有を図ります。
http://www.dear.or.jp/event/8382/

▼日時
2022年2月5日(土)13:00-17:10
※全体会・分科会の時間が、チラシ記載内容から変更がありました(終了時刻が17:10となります)

▼対象
社会教育実践者・研究者、NGO/NPO関係者、テーマに関心のある方

▼定員
100名程度(先着順・要事前申し込み)

▼会場
オンラインにて開催(zoom)
※参加をご希望される方に、後日URLをご案内します。

▼参加費
無料

▼プログラム
1. 全体会 13:00-14:50

「社会教育・成人教育の課題と展望 おとな・若者の学びを取り残さない」
ユネスコ国際成人教育会議の概要や、国内の社会教育・成人教育の現状課題と展望を有識者から提起していただきます。

司会:片岡麻里(ガールスカウト日本連盟)
あいさつ: 青柳茂(ユネスコ・アジア太平洋地域教育事務所 所長)
パネリスト:
・根本幸枝(文部科学省 総合教育政策局 社会教育振興総括官)
・上野景三(日本社会教育学会会長/西九州大学)
・岡田敏之(基礎教育保障学会会長/同志社大学)
・近藤牧子(DEAR副代表理事)

2. 分科会 15:00-16:45(選択制)

第1分科会「アクティブ・シティズンシップを育む教育とは」
地域の社会教育やNGOによる市民性や市民参加を培う教育活動について考えます。<アクティブ・シティズンシップスキル>

司会:近藤牧子
発表者:
・的野信一(板橋区教育委員会)
・宮城潤(那覇市若狭公民館 館長)
・内田聖子(アジア太平洋資料センター共同代表)

第2分科会「識字教育・基礎教育の実践から」
国内外での識字教育や基礎教育について、夜間中学などの実践から教育保障について考えます。<識字・基礎スキル>

司会:大安喜一(ユネスコ・アジア文化センター)
発表者:
・工藤慶一(北海道に夜間中学をつくる会共同代表)
・菅原智恵美(日之出よみかき教室(木)、識字・日本語センター)
・小荒井理恵(教育協力NGOネットワーク)

第3分科会「エンパワメントのための職業教育」
資格や職業技術獲得のための教育や研修に留まらない、ライフスキルとしての職業教育、女性のエンパワメントなどについて考えます。<継続教育・専門性発展(職業スキル)>

司会:中村絵乃(DEAR)
発表者:
・三宅隆史(シャンティ国際ボランティア会)
・正井禮子(認定NPO法人女性と子ども支援センターウィメンズネット・こうべ)
・神山弘(文部科学省 総合教育政策局 生涯学習推進課長) 

3. 全体会 16:50-17:10

各コーディネーターからの報告とまとめ
進行:近藤牧子

▼申込方法
http://www.dear.or.jp/event/8382/
※1月25日(火)締切

▼主催
認定NPO法人開発教育協会(DEAR)

▼協力
基礎教育保障学会、日本社会教育学会 、教育協力NGOネットワーク(JNNE)

▼後援
公益社団法人日本ユネスコ協会連盟

▼助成
独立行政法人環境再生保全機構 地球環境基金

▼本件に関するお問い合わせ
開発教育協会(DEAR)
事務局担当:伊藤 E-mail: yito@dear.or.jp
※在宅勤務を行っています。