イベント・セミナー

第2回コミュニティー・インディケーター・フォーラム 「目標・指標を活用した参加型の地域づくり」

全国

地域の課題解決には地域内外の様々な人や組織の力が必要です。
課題を関係者間で共有しアクションをおこしていくには、地域の目指す姿(ビジョン)を皆で共有し、地域の現状を示す地域指標により、ビジョンへの道のりを可視化することが有効な手段の一つです。

このような取り組みについて調査研究し、国内で普及促進を図るために立ち上げたCI-Labo(Community Indicators Labo: シーアイ・ラボ、事務局:CSOネットワーク)では、北米を中心に指標を活用した地域づくりを推進している“Community Indicators Consortium:CIC”の年次大会に、昨年に引き続き参加し、富山県黒部市における参加型の地域づくり「5GOALS for黒部」の取り組みについて報告するとともに、大会の複数のセッションを視聴し、指標を活用した地域づくりや地域データの可視化について、学びを深め情報収集を行いました。



昨年12月に開催した第1回フォーラムに続き、上記2020年CIC年次大会(インパクト・サミット)で紹介された、

指標を活用した地域づくりの海外先進事例を報告し、今後の日本への導入や応用について議論していきたいと思います。

ご関心のある皆さまのご参加を心よりお待ちしております。



第1回フォーラムの報告は以下よりご参照ください。

https://www.csonj.org/activity2/organic/cgp-cic



■日程: 1/19(火) 午後2:00-3:30

■実施方法:オンライン (お申し込みいただいた方に、前日に、zoom URLをお送りいたします)

(後日録画を配信する予定です)

■参加費:無料

■定員:40名程度

■プログラム

1. 趣旨説明・CI-Laboの活動紹介・CICインパクト・サミットの概要

2.CIC サミット報告③:コミュニティレジリエンス:レジリエンスをどう測るか(市川享子)

3. CIC サミット報告④: コロナ時代の指標活用アイディア(山本真穂)

4. ディスカッション

5. 黒部市の取り組み「5GOALS for黒部」進捗報告:指標策定方法(小柴徳明)

6. 今後のお知らせ



主催: 一般財団法人CSOネットワーク、CI-Labo(シーアイ・ラボ)

共催: 社会福祉法人 黒部市社会福祉協議会

助成: 国際交流基金日米センター(CGP)



お申し込みは以下よりお願いいたします

https://forms.gle/zGcuT81MnAHquBQo7



詳細・お問い合わせ:一般財団法人CSOネットワーク(担当:長谷川)

Webページ: https://www.csonj.org/event_ci-labo2.html

E-mail: office@csonj.org



講師プロフィール

市川享子 東海大学健康学部講師。日本サービス・ラーニング・ネットワーク(JSLN)代表理事

近著として『SDGsとまちづくり:持続可能な地域と学びづくり』(共著、学文社 2019)、「社会における分断に抗するサービス・ラーニングの評価」『日本福祉教育・ボランティア学習学会研究紀要 Vol.35』(2020)。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士後期課程修了。博士(学術)



小柴徳明 社会福祉法人黒部市社会福祉協議会 総務課課長補佐 経営戦略係、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)ソーシャルICTシステム研究室 協力研究員

中京大学体育学部卒業後、富山立富山学園(児童自立支援施設)で保健体育非常勤講師。2003年黒部市社会福祉協議会に入社。ボランティアコーディネーター、地域福祉、民生委員などの担当を経て現在は総務課に配属。赤い羽根共同募金改革や広報改革プロジェクト、近隣社協との連携事業などを担当。2015年に新設した経営戦略係として法人の基盤強化、経営の中長期ビジョンの策定、シンクタンク事業の立ち上げなどに取り組む。地域福祉分野におけるICT利活用研究、社会参加や地域の見える化などが関心ごと。好きな言葉は「やってみなけりゃ分からない」。好きな飲み物は「カシスウーロン」。



山本真穂 一般財団法人CSOネットワーク インターン

筑波大学比較文化学類を卒業後、紙の専門商社に5年間勤務し働き方の重要性を実感。退職後はカナダで一年間を過ごし、異文化に触れながら地球の一員として生きる意識が芽生える。現在は民間企業出身の一般人の目線から持続可能性について考え、誰もが納得して取り組める土台作りをしたいと目論む。