イベント・セミナー

GBJシンポジウム 2020「新時代のQuality of Lifeを支える街と建築」

全国

COVID-19によって私たちの生活習慣や経済状況は、大きく変化しています。一方、20世紀型の経済モデルや都市開発、働き方などが持続可能ではないとの指摘は以前からなされていました。今、私たちは重要な転換点に直面しています。
従来からの地球環境の課題に加え、今回の経験により世界中で認識されたことは、個人やコミュニティのウェルビーイング(身体的、精神的、社会的に良好であること)をはじめ、インフラ施設に限らない地域全体のレジリエンス、そして持続可能なビジネスモデルの必要性ではないでしょうか。
また、 COVID-19によって人間社会の活動が停滞した2020年3月以降を一年前と比較しても、CO2の排出量は多少減ったものの、温暖化を食い止めるには十分ではありません。
新しい時代において、私たちの心身ともに豊かな「生活の質:Quality of Life」を基調とした「経済と地球環境の持続可能性」の展望はいかにあるべきでしょうか。
今年のGBJシンポジウムはオンライン開催とし、各方面の専門家の方々をお招きして、分野を超えたディスカッションからこの課題の方向性を探っていきます。

■2020年10月12日(月)14:30-17:00
   オンライン・ウェビナー(事前登録制)
14:30 オープニング
14:40 第1部 登壇者ショートプレゼンテーション
   「都市のGREAT RESET -レジリエンスとサステナビリティの視点から考えるコロナ後の都市デザイン」
    蛭間 芳樹(都市災害軽減工学 / ㈱日本政策投資銀行(DBJ)調査役)
   「健康都市・空間デザインに向けて - 公衆衛生の視点から考えるコロナ後のBuilt Environment(都市・建築)」
    花里 真道(都市における公衆衛生学 / 千葉大学准教授)
   「資本主義の非物質化と都市-パンデミックを超えて追求すべき持続可能性とは」
    諸富 徹 (環境経済学 / 京都大学大学院教授)
16:00 第2部 パネルディスカッション
   「新時代のクオリティオブライフを支える街と建築」
16:50 クロージング
参加費 無料
シンポジウム特設サイト(詳細・事前登録受付中)
   ⇒ https://symposium2020.gbj.or.jp/


■シンポジウム連動セミナー
2020年10月19日(月)13:00-16:00
   オンライン・ウェビナー(事前登録制)
13:00 LEED v4.1 Update - LEED認証のこれまでと最新情報のアップデート
     永積 紀子(GBJ理事, ㈱ヴォンエルフ)
14:00 今だから知っておきたいWELLの最新情報
     川島 実( ㈱ヴォンエルフ)
15:00 ライフサイクルの視点でみたLEEDが推奨する建材
     林 昌明(前田建設工業㈱)
参加費 無料
セミナー案内⇒ https://www.gbj.or.jp/symposium2020_seminar/