私たちの暮らしを支えている農村は、同時に自然観を育む場でもあります。
　農村を自然や文化を学ぶ場としてとらえ直すと、日本の自然や文化、そして未来が豊かに見えてきます。
　今回のシンポジウムでは、現在行われているグリーンツーリズムや農村地域での環境教育の実践報告を踏まえ、パネルディスカッションを通して農村型の自然環境教育のあるべき姿を探ります。それは農村地域の活性化や環境保全、さらには環境教育の発展に寄与し、循環型社会の形成にも貢献しようという試みです。来年度から始まる学校週五日制や総合的な学習の時間でも、様々な機会が増えて学校と地域のつながりが広がります。この機会に、ぜひ現状やこれからの可能性をご一緒に探っていきましょう。


パネリスト
財団法人都市農山漁村交流活性化機構　調査役 宍戸信一氏
社団法人農村環境整備センター　研究員 加納麻紀子氏
社団法人日本ネイチャーゲーム協会　戸隠高原自然学校副校長 米本佳津代氏
コーディネーター
東京農工大学助教授　朝岡幸彦氏
スケジュール(予定)

16：15　開場
16：30　開会のあいさつ
16：35　グリーンツーリズムの報告（宍戸氏）
16：50　田んぼの学校報告（加納氏）
17：05　戸隠自然学校報告（米本氏）
17：20　パネルディスカッション
17：50　質疑応答
18：00　終了