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『みゃ〜くふつの未来』上映会&トークセッション

東京都

12月6日 (金) 公開上映会&トークセッション企画のお知らせ

藤田ラウンド幸世さん(国際基督教大学客員准教授)をお迎えし、「宮古語」の現在を映し出す『みゃ〜くふつの未来』の鑑賞と、「消滅危機言語(宮古語)の未来をESDと地域の視点から捉えなおす」というテーマでのトークセッションを行います。

ユネスコが21世紀末には消滅する可能性があると名指した言語が日本国内には8つあります。アイヌ語(北海道)、八丈語(東京都)、奄美語(鹿児島県)、国頭語、 沖縄語、宮古語、八重山語、与那国語(沖縄県)です。
藤田さんは、その一つである「宮古語(宮古のことばでみゃーくふつ)」のフィールドワークを2012年に開始し、研究の一環として、映像アーティストとの協働でドキュメンタリー映像を2019年5月末に完成させました。この映像は、現状の宮古語の話者が高齢者世代であり、若者が全くわからない状況にあるという現実(前編)と、それでも民話、民謡などの伝統的な文化実践の取り組みの中では部分的に使われている現実(後編)を記録しています。
宮古語の未来について、ひいては日本国内の様々な地域において現存する多様な言語の今後の持続可能性について、参加者とともに議論したいと思います。

■日時:2019年12月6日(金)17:30~19:30

■場所:立教大学池袋キャンパス 太刀川記念館3階カンファレンス・ルーム

■トークセッション登壇者:
 *藤田ラウンド幸世氏 (国際基督教大学客員准教授、立教大学ESD研究所特任研究員)
 *阿部 治(立教大学ESD研究所所長、社会学部・同研究科教授)

■対 象:学生、大学院生、一般、教職員

■参加申込:12月3日(火)までに、下記URLにて申込フォームからお申し込みください。(定員50名)
 申込フォーム http://s.rikkyo.ac.jp/c411e8d
 問い合わせ先 ESD研究所 esdrc@rikkyo.ac.jp

■主催:
 *立教大学ESD研究所
 *文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業
  「ESDによる地域創生の評価とESD地域創生拠点の形成に関する研究」
  (研究代表者:阿部治)
 *立教大学ESD研究所地域創生研究センター

みなさまのご参加をお待ちしております。