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瀬戸内海の環境保全・創造研究ワークショップ
兵庫県
開催日
2019年12月10日(火)
募集期間
2019年10月21日(月)~2019年12月6日(金)
投稿団体
URL
http://www.seto.or.jp/kenkyu/wp-content/uploads/2019/10/workshop_20191210.pdf
1 テーマ 海洋プラスチックごみ問題の現状と研究の最前線
2 趣旨
海洋プラスチックごみ問題については、地球温暖化問題に匹敵する地球規模の環境問題と言われ、2015年エルマウ以降のG7サミットや2019年大阪でのG20サミットなど、国際的枠組みの中で海洋プラスチックごみ問題に対する懸念が表明されているとともに、一般社会のなかでも関心が高まっている。
このような背景のもと、「海洋プラスチックごみ問題の現状と研究の最前線」をテーマにワークショップを開催し、瀬戸内海における海洋プラスチックごみの現状と対策、海洋プラスチックごみから発生するマイクロプラスチックの実情について参加者の理解を深め、活動の活性化を図る。
3 主催等
(1)主催:特定非営利活動法人瀬戸内海研究会議、公益社団法人瀬戸内海環境保全協会※
(2)後援(予定):瀬戸内海環境保全知事・市長会議、ひょうご環境保全連絡会
※:本ワークショップは、公益社団法人瀬戸内海環境保全協会の賛助会員研修会(公開講座)を兼ねています。
4 日時・場所
(1)日時:令和元年12月10日(火)13:30~17:00
(2)場所:三宮研修センター7階705号室
(神戸市中央区八幡通4-2-12)神戸市役所東正面
5 定員 120名(入場無料)
6 内容
(1)開会あいさつ
(2)趣旨説明
(3)講演 (一人当たり50分(発表45分、質疑応答5分)、途中休憩15分)
①海洋プラスチックごみの特質、瀬戸内海における海洋プラスチックごみの現状と対策
藤枝 繁(鹿児島大学産学・地域共創センター 特任教授)
2006年から2008年の3年間、瀬戸内海全域における海洋ごみ調査(海岸漂着物、海面漂流物、河川散乱ごみ、マイクロプラスチック、シミュレーションを含めた海ごみの流れ等)を実施した。ここではそこから得られた結果とそれに基づく解決策を提案する。
②マイクロプラスチックの観測技術、分布状況、流動モデル、将来予測について
磯辺 篤彦(九州大学応用力学研究所 教授)
現行研究プロジェクトで得た海洋に浮遊するマイクロプラスチックの現存量観測や、数値シミュレーションによる予測結果を報告する。また、マイクロプラスチックの発生や消失過程に関する現状での研究課題について解説する。
③マイクロプラスチックと微量有機化学物質との関係及び生物への暴露状況
田中 周平(京都大学大学院地球環境学堂 准教授)
都市水循環系におけるマイクロプラスチック汚染の現況と微量有機化学物質との関係について説明する。また、魚や貝などへの曝露状況についても最新の研究結果を報告する。
(4)総合討論・総評 16:30~16:55
コーディネーター 多田 邦尚(香川大学農学部教授)
(5)申し込み先
メール若しくはFAXで下記まで申し込みください。
特定非営利活動法人瀬戸内海研究会議(担当:樋口)
Tel:078-241-7720 Fax:078-241-7730 E-mail:web@seto.or.jp
〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1-5-2 人と防災未来センター東館5階